2018年度に本格開校する高知県立林業大学校の初代校長に、建築家の隈研吾氏が就任する。隈氏は「若い力と木材を結び付けるのが私の使命。私の木への愛情を若い人に伝えたい」と抱負を語る。
2018年度に本格開校する高知県立林業大学校の初代校長に、建築家の隈研吾氏が就任する。隈氏は「若い力と木材を結び付けるのが私の使命。私の木への愛情を若い人に伝えたい」と抱負を語る。
文学と建築。まったく異なるジャンルでありながら、そのたたずまいやなりたちに文学を思わせる建築、そして構造、手法に建築を思わせる文学がある。 日本を代表する建築家・青木淳さんが、自ら編纂した『建築文学傑作選』をめぐって、収録作家の一人である平出隆さん(作家・詩人)と特別トークを繰り広げた。なぜ文学と建築は響きあうのか? 文学と建築のつながり 平出隆:このアンソロジーのタイトルは『建築文学傑作選』ですが、「建築文学」というのは、青木さんが作った言葉ですか? 青木淳:そうですね。最初に考えたのは「建築物が登場しない建築文学」を集めてはどうか、という案だったんです。建築物が出てくる建築文学って結構パッと思いつくでしょう。「金閣寺」とか。 平出:具体的な固有の建築物ですね。 青木:あるいは今回「中隊長」という作品を収録させていただいた筒井康隆さんで言うと、「家」という、ちょっと変わった構築物が登場す
今回は、昨日の「森友学園の国有地取得の収支」の続編です。 有益費の計算根拠が不明すでに、定期借地に関連して1億3000万円余の「有益費」が森友学園に「返還」されたことは述べました。この国から森友学園に支給された1億3000万円余の「有益費」の算定根拠自体が現状では不明瞭です。特に、8600万円余の地下埋設物撤去費用はどのような説明がつくのでしょうか。森友学園の代表者は、地下のごみの撤去費用を「1億円くらい」と述べる一方、財務省は「理事長は『撤去費の額は他の工事と一体になっているので分からない』と答えている」と述べています(朝日新聞2017年2月14日「学園「ごみ撤去1億円」 国は8億円見積り 国有地購入」)。理事長は「掘削中に廃材や靴、タイヤといった生活ごみが地下で見つかり、くいを打つ場所のごみは適切に処理したと説明。全てのごみは撤去していないが、子どもの体への影響はない」(同記事)とも述
団地の外観だけでなく、公園の遊具、廊下、部屋の中など、すべてが詳細に再現されている。瞬く間にユーザーの間で話題となり、再生回数は20万回を突破。「手間がすごすぎる」「何のために作ったんだ」「私も鬼ごっこしたい」といったコメントで溢れた。 この「団地アート・オンライン」の世界を作り上げたのはたった1人。カナダ在住のCGプログラマー、ミナセ宗谷さんだ。一体どのような思いでこの巨大3Dオブジェクトを作ってしまったのだろうか。その先に何を見据えているのだろうか。 「ミリ単位まで正確に、終わりなく団地の再現を続けていく」と語るミナセさんにお話を伺った。 取材・文/透明ランナー 構成/ひらりさ 実在の団地を完全再現してしまった「団地アート・オンライン」。解体されてしまうその前に――――「団地アート・オンライン」の動画にはびっくりしました。「団地を舞台にしたRPG」、それも実在の巨大団地をそっくりそのま
ここのところの一番のお気に入りテレビ番組が、CATVの無料放送でやってる「若っ人ランド (TKU:テレビ熊本)」というローカル番組。地元情報を中心に、毎週地元大学のサークル紹介があったり、頻繁に地元の高校や企業も登場、ローカル番組はこうあるべきという感じの番組です。wikipediaを見たところ20年を超える長寿番組らしく、もともとは県内の高校生対抗のクイズ番組だったみたいです。そういう流れもあって高校や大学がよく登場するのかも。 若っ人ランド (TKU:テレビ熊本) 若っ人ランド (wikipedia) この番組を放送しているテレビ熊本(TKU)の開局記念イベントとして「TKUの日」というのをやっているらしく、今年は日頃の活動成果を披露する場が少ない高校生のため発表の場を設けようと「若っ人ランド 高校生文化祭」というブースが出されたそうです。 その前フリとして番組で紹介されたのが「球磨工
地元の木材を使って公共施設を整備する自治体などに工事費の2分の1を補助する林野庁の事業計311件について会計検査院が調べたところ、木材をほとんど使わない工事に補助金が支払われたケースが2015年度までの3年間で133件、約6億6400万円分あったことが分かった。調査対象の4割超に上っており、検査院は改善を求めた。 検査院は3年間に22道府県の240市町村などが行った計311件の事業を調べた。その結果、空調設備や照明器具などの設置工事に対して補助を受けたり、駐車場のアスファルト舗装や鋼製フェンスなどの外構施設工事を付帯施設として補助対象に含めたりするケースが19道府県の115市町村などで133件確認された。
震度5強の揺れを観測した鳥取県三朝町で国の重要文化財に指定されている三徳山三仏寺の「文殊堂」は、建物の土台となっている岩に大きな亀裂が見つかり、寺では一般の参拝客の立ち入りを禁止したうえで被害状況の確認を進めています。 寺によりますと、お堂を支える数十本の柱のうち2本が土台の岩から浮いた状態になっているということです。直ちに倒壊するおそれはないということですが、三徳山三仏寺では参道を通行止めにして一般の参拝客の立ち入りを禁止したうえで被害状況の確認を進めていて、通常どおり参拝できるようになるには時間がかかる見込みです。 一方、参道の先にある国宝の投入堂には、これまでのところ被害は確認されていないということです。
ZOOM:TPP 8億人経済圏の素顔 進化する木材 森の国から 木を貼り合わせた建材「集成材」の進化が、木造建築の高層化をもたらした。耐火・耐震性に優れた直交集成板(CLT)という新しい製品は日本でも生産が進み、国土交通省は今春、CLTについての建築基準法を整備した。大型施設に国産材を利用できれば、資材の量産でコストを下げ、輸入木材との競争力がつく循環を期待できる。環太平洋経済連携協定(TPP)が発効すれば、林産物の関税は16年目までに撤廃される。市場拡大を目指す林業大国カナダと、迎え撃つ国内林業の現場を追った。 摩天楼の新顔 全米一の木造ビルが建設中と聞き、ミネソタ州ミネアポリスの7階建てオフィスビル「T3」を5月上旬に訪れた。1階とエレベーター部分は鉄筋コンクリート造りだが、柱やはりは「グルーラム」、天井は「NLT」などすべて板を張り合わせて強度を高めた集成材で作られる。計画当初は今注
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く