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ブックマーク / www.jpeds.or.jp (11)

  • Injury Alert(傷害速報)|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY

    普段、両親は児に清涼飲料を飲ませておらず、外の時のみ特別に許可していた.児にカルピスソーダを注文した所、店員が誤ってカルピスサワーを運んで来て、両親、児とも気付かず一気のみした.顔面紅潮、歩行時ふらつき、興奮を認め、20時20分に当院に救急搬送された. 病院に到着時の体温は36.7℃、SpO2 100%(room air)、HR 150/分、体重12kgであった.誤飲後1時間以内であり、念のため温生にて胃洗浄(1、000ml)を行った.一般検血、血液生化学、血糖には明らかな異常を認めず、静脈血ガスはBase excessがマイナス5.7と低く、乳酸が48mg/dlと高かった.1号液400mlを2時間点滴静注の後、3号液50ml/時間の維持輸液で経過観察したが、処置後のバイタルサインは安定し、痙攣などは認めなかった.翌朝には意識清明、歩行正常であり、全身の診察所見にも異常を認めないため退

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    death6coin 2018/11/06
    “両親は児に清涼飲料を飲ませておらず、外食の時のみ特別に許可していた.児にカルピスソーダを注文した所、店員が誤ってカルピスサワーを運んで来て、両親、児とも気付かず一気のみ”店員・・・
  • Injury Alert(傷害速報)|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY

    2月8日、緊急手術を施行(気管切開術、道バルン拡張術)した.人工呼吸器は装着せず、栄養に関しては、初回手術時にNG tubeを挿入し、2月9日より経管栄養を開始した.2月28日には、腹腔鏡補助下に胃瘻を造設し、道バルン拡張術を施行した.3月3日には胃瘻からの注入を開始し、体重は徐々に増加した.気管支鏡にて1週間に1回観察を行った.左側の梨状窩が癒着しているものの、声帯、道入口部は充分に開いているため、3月14日より嚥下を開始した.3月29日には喉頭蓋癒着剥離を行った.5月4日に退院し、以後、外来にてフォロー中である.現在、胃瘻は閉じたが、気管切開は残存している.

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    death6coin 2018/11/06
    “姉が消毒剤錠の封を切って錠剤を出し、それを本児の口腔内に入れた”2歳児の行動は怖い。きょうだいもリスクになりえる・・・
  • https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/injuryalert/0003_example2.pdf

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    death6coin 2018/11/06
    「母親が目を離した隙に木製の球体を 2 個、誤嚥した。 母親が慌てて 1 個は取り出したが、残りの一つは取り出せず」スーパーボールの件と同じく2個口に入れている。最大9分間の心肺停止を経験して、よく回復できたな。
  • Injury Alert(傷害速報)|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY

    ティッシュペーパーに除光液を数回振り出し拭き取ることを繰り返し、手足計20の爪からマニキュアを除去するのに約15分を要した.使用した除光液は100mlほど残っており、使用中は開栓したままであった.使用後、除光液臭が充満しているのに気づいたが、換気はしなかった.その後、児は怒責様の発声が数回あり、ぐったりとした様子で12時間以上寝ていた.授乳を試みるも吸てつ力は極端に弱く、嘔吐をくりかえし反応がにぶかった. 発生約20時間後、嘔吐・意識障害の精査目的で紹介入院となり、発生状況からアセトン中毒を疑った.傾眠傾向で腹部膨満をみとめたが、一般血液、生化学、静脈血液ガス分析、尿検査に異常はなかった.意識障害は改善傾向と判断し、経口的には何も与えず、補液のみで経過観察した.発生約30時間後の嘔吐を最後に嘔吐は消失し、その後は哺乳も良好となり、4日目に元気に退院した.入院時の血清アセトン濃度は8μg/

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    death6coin 2018/11/06
    2ヶ月の赤ちゃんは驚くほど敏感だった。体重が違うのに大人の感覚で大丈夫と判断してはいけないな
  • Injury Alert(傷害速報)|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY

    午後10 時頃,患児が当該製品をもって両親の所に来たため,確認したところ内容液が減っ ていた(100mL 程度).その後徐々に顔面紅潮,構音障害,ふらつきが出現した.父が催吐 し,救急相談に電話連絡し,医療機関を救急受診した. 児は2~3 か月前から洗口液を好み,歯磨きなどの際に日常的に使用していた.製品ラベ ルの注意事項には「幼児の使用には適しません」と記載があったが,母は記載に気づいてい なかった. 救急外来受診時(27 日午前0 時頃),患児は軽度興奮しており,構音障害とふらつきを認め たが,活発に走り回っていた.身体所見上は顔面紅潮を認めたが,その他には明らかな異常 所見は認めず,呼吸状態は安定しており,体温も正常であった. (バイタルサイン:体温36.7℃,脈拍数137bpm,SpO2 98%(室内気)) 受診時点で誤飲から2 時間経過しており,症状も軽快傾向であったため,自宅

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    death6coin 2018/11/06
    “救急外来受診時(27 日午前0 時頃),患児は軽度興奮しており,構音障害とふらつきを認め たが,活発に走り回っていた.”軽傷でよかった
  • https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/injuryalert/0003_example.pdf

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    death6coin 2018/11/06
    薬局がスーパーボールを配ってしまったのか・・・まぁ、飴でも同じことは起こりうるが
  • Injury Alert(傷害速報)|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY

    口の中にスーパーボールを2つ入れて遊んでいた.たまたま気づいた母親が「危ないのでボールを口から出しなさい」と叱ったところ、驚いて2つのうちの1つを吸い込み窒息状態となった.残りの1つは口の外へ出した.母親が口の中に指を入れて摘出しようとしたが取り出せず、救急隊を要請した.午後6時54分(窒息から37分後)、喉頭にスーパーボールが詰まった状態で当院に搬入された. 救命救急センターで喉頭に詰まったスーパーボールをマギール鉗子にて摘出した.その後、挿管、心マッサージを施行したところ、蘇生開始後20分で心拍は再開したが、自発呼吸は認めなかった.肺出血を認めたため、サーファクタント洗浄および補充療法を施行した.入院直後の脳波は平坦であり、頭部単純CTでは脳室の構造も失われ、脳全体がlow densityを呈していた.その後も意識の回復はみられず、自発呼吸が無いため人工呼吸管理を継続したが6か月後に死

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    death6coin 2018/11/06
    ヤフーニュースで取り上げられていた件。「危ないのでボールを口から出しなさい」が、そのとおりの言葉なら、そんな大声・早口で言える言い回しではないような・・・それでも驚いて飲み込んでしまうと
  • Injury Alert(傷害速報)|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY

    児はこれまでブドウをべたことはなかったが、父親が「べるか」と聞いたら頷いたため、 父親がブドウの皮を剝き、丸ごと1個を児の目の前の皿に置いた。 父親の目の前で、児が自分でブドウを手に取って口に入れたところ、直後に顔面蒼白・口 唇チアノーゼをきたした。父親が背部を強打するも、顔色に変化がないため、救急車を要請した。 午後7時46分、救急隊が現場に到着し、心肺停止と判断し、CPRを開始した。口腔内吸引でブドウの一部が吸引された。CPRを継続しながら、当院救急外来に搬送された。午後8時8分に当院到着後、喉頭展開をしたところ、気道からブドウの一部が吸引できた。心 電図モニター上asystole、両側瞳孔散大、対光反射は認められなかった。来院後の各種処 置によって、午後8時27分に心拍再開し、当院ICU入院となった。ICUでは、心停止後 症候群に対し、各種治療を行ったが、脳死とされうる状態になり

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    death6coin 2018/11/06
    つらい。やはり背面を叩いても吐き出すとは限らない・・・何よりも予防が大事
  • Injury Alert(傷害速報)|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY

    母親が同席している卓に座り、ブドウ(直径3cm大、皮をむいた種なし、今回がはじめて)まるごと1個を、一人で摂取していた。特に感冒症状や啼泣している様子もなかったが、突然咳き込んだ後に、泡を吹いて意識消失した。そばにいた母親が誤嚥を疑って慌てて手で掻き出そうと試みたができず、救急要請した。その後、同児を抱いて家の外に出た際、通行人にハイムリッヒ法を施行され、ブドウは一塊で排出され、直後より児は啼泣を認めた。発症後約5分の奇跡的な経過であった。 救急車にて前医に搬送された後よりチアノーゼが出現、SpO2 の低下、傾眠傾向となったため、当院へ転院となった。当院への搬入時は意識清明で、明らかな腹腔内臓器の損傷や頭蓋内疾患は否定的であった。胸部X 線単純写真(図1)で両肺野のすりガラス状の透過性低下を認めたが、酸素投与で呼吸状態は安定し、窒息後の経過観察を目的に入院となった。第4病日、酸素需要は消

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    death6coin 2018/11/06
    通行人グッジョブすぎる
  • Injury Alert(傷害速報)|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY

    2月14日に児が発熱し、近医小児科でインフルエンザの診断を受けた.3歳の姉などに感染させないようにとウイルス除去剤(図1)を初めて購入した.自宅の台所で、説明書通りにボトル容器の蓋を開けて付属の顆粒を投入した.すぐに蓋を閉めずに待つように記載されていたため、少し待とうとしていたところ、ちょうど3歳の姉がトイレで呼んだためトイレに向かった.トイレから戻ると、人が小さな椅子を台にして、台所の上に置いてあったボトル容器を持って苦しそうな顔をしていた.ボトルの口には水滴がついており、飲んだ可能性があった.しばらく様子を見ていると嘔吐が始まり、それが継続して顔色も悪くなってきたので救急を要請した. 救急隊が到着時、吐物から薬品の臭いがあり薬物誤飲が疑われた.顔色は不良で、呼吸数:24回/分、心拍数:150回/分、体温:36.2℃、血圧やSpO2は嫌がって測定できなかった.病院到着時(17時54分

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    death6coin 2018/11/06
    “ウイルス除去と称されている製品”
  • Injury Alert(傷害速報)|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY

    小児科学会こどもの生活環境改善委員会 医療現場では毎日、傷害を受けた子どもたちの診療を行っています。小児科医は、「こんな事故が起こるのか」とびっくりする事例に遭遇していますが、それらは単発で症例報告されることもほとんどありません。その情報がないため予防策にはつながらず、漫然と同じ傷害が起こっています。重症度が高い傷害を繰り返さないためには、発生状況を詳細に記録することが不可欠です。 そこで、こどもの生活環境改善委員会では、2008年に日小児科学会雑誌と学会ホームページに「Injury Alert(傷害速報)」の項目を設けました。また、2011年からは学会ホームページに「類似事例」の掲載を開始しました。 この速報は症例報告ではありません。傷害の事実のみをできる限り正確に記載しました。また、当委員会の「傷害速報」担当が簡単なコメントを記載しています。日小児科学会へはこれまで多数の投稿を

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    death6coin 2018/11/06
    自分は最初に見た2つが偶然助かった事例だったけど、亡くなった事例も普通に載っているので読むときは注意
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