狭い避難所や車で寝泊まりを続ける人たちに利用してもらおうと、登山家の野口健さんが全国から寄付されたテントを熊本県益城町に設営しました。 テントは、4~5人が横になれる3メートル四方の大きさで、合わせておよそ500人が寝泊まりできるということです。野口さんはテントを利用する人たちに、中では火を使わないことや貴重品はテントに残さないことなどを呼びかけていました。野口さんは、「テントで足を伸ばして寝てもらい、少しでもストレスが軽減できればと思います」と話していました。 これまで車で寝泊まりしていたという男性は、「エコノミー症候群が怖かったので、これでやっと足を伸ばして寝ることができうれしいです」と話していました。