米Websenseの研究機関となるWebsense Security Labsは、米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)の決勝戦「スーパーボウル」の開催スタジアムとなったフロリダ州マイアミの「ドルフィン・スタジアム」公式サイトが、クラッキング被害を受けていたことを明らかにした。 同社は、全世界の約6億に上るWebサイトを毎週巡回チェックし、セキュリティ上の危険性などをリアルタイムに警告する「ThreatSeeker」技術を運用しており、今回の警告も同技術を用いたチェック体制による発見の成果とされている。問題の公式サイトは、トップページのヘッダ部分が何者かによって改ざんを加えられ、悪質なJavaScriptが実行されるページへのリンクが挿入されていた。昨年4月にMicrosoftがリリースした「MS06-014」や、先月リリースされたばかりの「MS07-004」のセキュリティ更新プログラ