任天堂からWii向けに発売された『はじめてのWii』には、ビリヤードで遊べるミニゲームが存在する。9個のボールを数字の小さい順番に入れていくというルールであり、数々のプレイヤーがこのミニゲームを1打でクリアしようと試みてきた。“不可能”とまで思われた1打クリアだが、TAS(Tool-Assisted Speedrun)と逆コンパイルの力によって、ついに6月2日、あるプレイヤーが1打クリアを成し遂げた。海外メディアGamesRadar+が報じている。 TASとは、ツールを用いることで、人力では難しいような操作を可能にする手法のこと。TASでおこなう操作としては、具体的にはゲームの動作中にこまめにセーブロードを繰り返して望みの結果を得たり、フレーム単位での操作を可能にしたりなどがあげられる。 今回注目を集めている『はじめてのWii』は、2006年に発売されたWii用のゲームソフトで、「ステップ