トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 「特捜なめるな」と署名迫る 厚労省部下また調書否定 2010年3月3日 18時45分 厚生労働省の文書偽造事件で、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた元同省局長村木厚子被告(54)=休職中=の公判が3日、大阪地裁(横田信之裁判長)であり、元同省課長補佐(61)=退職=が村木被告の関与を否定し「記憶になかったが、検事から『特捜なめるなよ』と何度も言われ、やむなく供述調書に署名した」と証言した。 この事件の公判では出廷した証人が次々と調書の内容を否定。村木被告は大阪地検特捜部に逮捕されて以来、一貫して無罪を主張している。 元課長補佐は村木被告の隣の席に座っていた当時の部下。捜査段階では、実体のない「凜の会」を障害者団体と認める証明書の発行について「『民主党参院議員の石井一氏から紹介を受けた案件だ』と村木被告から説明を受けた」とする調