会社が契約している福利厚生サービスのポイント5200万円分を自身に付与して会社に損害を与えたとして、30代の元社員が背任の疑いで逮捕されました。警視庁は合わせて3億4000万円分のポイントを得ていたとみて調べています。 逮捕されたのは東京 港区のIT関連の会社に勤務していた小松真美 容疑者(39)です。 警視庁によりますと、去年1月、会社が契約していた福利厚生サービス「リロクラブ」のポイント5200万円分を自身に付与して会社に損害を与えたとして、背任の疑いが持たれています。 1人の社員に大量のポイントが付与されているのを不審に思った福利厚生サービスの会社が勤務先に連絡して発覚し、去年7月に懲戒解雇されました。 これまでの調べによりますと、容疑者は社内でポイント付与の申請や管理を担当していて、不正に得たポイントは競馬や競艇、オンラインカジノ、旅行などに使っていたとみられています。 警視庁は去