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ブックマーク / sorae.info (12)

  • ボーイング新型宇宙船「スターライナー」無人で帰還へ クルーは別の宇宙船で帰還予定

    アメリカ航空宇宙局(NASA)はアメリカ東部夏時間2024年8月24日13時に記者会見を開き、Boeing(ボーイング)の新型宇宙船「Starliner(スターライナー)」による有人宇宙飛行ミッション「Crew Flight Test(CFT)」の一環として国際宇宙ステーション(ISS)に滞在しているNASAの宇宙飛行士2名について、Starlinerでは地球に帰還させないことを決定したと発表しました。 StarlinerはSpaceX(スペースX)の宇宙船「Crew Dragon(クルードラゴン)」とともにNASAのCommercial Crew Program(コマーシャルクループログラム、商業乗員輸送計画)のもとで開発がスタートした有人宇宙船です。これまでに2回の無人飛行試験が実施されており、今回のCFTミッションは開発の最終段階となる有人飛行試験の位置付けです。 アメリカ・フロリダ

    ボーイング新型宇宙船「スターライナー」無人で帰還へ クルーは別の宇宙船で帰還予定
    dekaino
    dekaino 2024/08/26
    無事帰還できるといいね
  • 月の裏側の資源開発に不可欠な電力をわずか3機の人工衛星がワイヤレスで供給するアイディア

    月の裏側での宇宙開発がまた一歩進展する契機になるかもしれません。 モントリオール理工科大学の研究グループは、月の裏側で活動するのに必要な電力を確保する方法として、地球と月とのラグランジュ点(※)のひとつ「L2」に3機の太陽発電衛星(Solar Powered Satellite: SPS)を配備し、月面に設置した受信設備へワイヤレス給電する方法が最適解だとする論文を発表しました。 【▲ 月と地球とのラグランジュ点「L2」に配備した3機の太陽発電衛星(SPS)から月の裏側にワイヤレス給電する仕組みを示した模式図(Credit: Donmez & Kurt(2024))】※…ある天体が別の2つの天体から受ける重力や遠心力と釣り合って、安定できる点のこと。この場合、別の2つの天体は月および地球となり、人工衛星はラグランジュ点近傍の閉じた軌道(ハロー軌道)を周回する。 関連記事 ・まもなく画像公開

    月の裏側の資源開発に不可欠な電力をわずか3機の人工衛星がワイヤレスで供給するアイディア
    dekaino
    dekaino 2024/05/12
    でもL2ハロー軌道にはすでに中国の通信中継衛星「鵲橋」という先客がいるのでは?
  • 中国、月探査機「嫦娥6号」打ち上げ 月の裏側から世界初のサンプルリターン目指す

    中国は日時間2024年5月3日に、月探査機「嫦娥6号(Chang'e 6)」を搭載した「長征5号」ロケットの打ち上げを実施しました。中国国家航天局(CNSA)は嫦娥6号を月遷移軌道へ投入することに成功したと発表しています。 打ち上げに関する情報は以下の通りです。 ■打ち上げ情報:長征5号(Chang'e 6)ロケット:長征5号(Long March 5) 打ち上げ日時:日時間2024年5月3日18時27分【成功】 発射場:文昌衛星発射センター(中国) ペイロード:嫦娥6号(Chang'e 6) 嫦娥6号はCNSAによる月探査ミッションの無人探査機です。地球からは直接見ることができない月の裏側に着陸し、約2kgのサンプルを採取して地球へ持ち帰るサンプルリターンを目的としています。 日時間2024年5月3日18時27分に海南省の文昌衛星発射センターから長征5号ロケットで打ち上げられた嫦娥

    中国、月探査機「嫦娥6号」打ち上げ 月の裏側から世界初のサンプルリターン目指す
    dekaino
    dekaino 2024/05/04
  • 約7億年前の全球凍結「スターティアン氷期」はなぜ起きた? その謎に迫る研究

    地球はその歴史の中で、表面全体が氷河に覆われる「全球凍結(スノーボールアース)」が何度か起こったと推定されています。しかし、なぜ全球凍結が起きたのか、またどのように “解凍” されたのかについてのメカニズムはほとんど分かっていません。 約7億年前に起こったとされる全球凍結レベルの極端な氷河期「スターティアン氷期」の発生原因を、地質記録とシミュレーションによって調査したシドニー大学のAdriana Dutkiewicz氏などの研究チームは、火山からの二酸化炭素放出量が少なくて岩石の風化による二酸化炭素の吸収が多かったために、大気中の二酸化炭素濃度が現在の半分以下まで減少したことが原因であると推定した研究成果を発表しました。興味深いことに、この状況は遠い未来に地球で起こる状況と似ています。 【▲図1: 全球凍結した地球の想像図(Credit: Oleg Kuznetsov)】■赤道すら凍りつく

    約7億年前の全球凍結「スターティアン氷期」はなぜ起きた? その謎に迫る研究
    dekaino
    dekaino 2024/02/26
    「これが正しい場合、哺乳類が生存可能な気温を大幅に超えるため、哺乳類は絶滅するでしょう」これは話盛り過ぎ。哺乳類にもいろいろあるからね。水棲哺乳類とか絶滅しないと思うよ。
  • 金属「ナトリウム」が高圧で透明な絶縁体となる理由を解明

    惑星内部のように極端な高圧環境では、物質の性質は大幅に変化します。多くの物質は電気を通す金属のような性質を持つようになりますが、一部の物質は電気を通さない絶縁体になるなど、傾向に当てはまらない場合もあります。 ニューヨーク州立大学バッファロー校のStefano Racioppi氏などの研究チームは、高圧で絶縁体になることが知られている金属「ナトリウム」について、電子の配置をスーパーコンピューターを使って計算することで、絶縁体になる理由を探りました。その結果、従来の考えとは異なり「高圧電子化物(High-Pressure Electrides)」となることが絶縁体になる理由であることが判明しました。高圧環境下での物質の性質には謎が多く、このノウハウは他の物質の研究でも生かされるでしょう。 【▲図: 鉱物油中に保存された金属ナトリウム。他の金属と同じく、よく電気を通す導体で、不透明です(Cre

    金属「ナトリウム」が高圧で透明な絶縁体となる理由を解明
    dekaino
    dekaino 2024/01/16
    「量子化学的手法で計算」は"Quantum Chemical Calculation"の訳だと思うが、具体的にどんな計算なのかな? MO法かな??
  • 中国の有人宇宙船「神舟16号」が地球に帰還 クルーは154日間の宇宙滞在を終了

    中国航天科技集団有限公司(CASC)は現地時間2023年10月31日、有人宇宙船「神舟16号」のクルー3名が無事に地球へ帰還したと発表しました。 2023年10月30日に中国宇宙ステーション(CSS)「天宮」を離れた神舟16号は、翌10月31日に帰還モジュールから軌道モジュールと機械モジュールを分離して大気圏に再突入し、日時間2023年10月31日9時11分に中国・内モンゴル自治区の東風着陸場へ着陸しました。搭乗していたのは景海鵬(けい・かいほう)宇宙飛行士、朱楊柱(しゅ・ようちゅう)宇宙飛行士、桂海潮(けい・かいちょう)宇宙飛行士の3名です。CASCによると、クルーの健康状態は良好だということです。 景海鵬飛行士は神舟16号が4回目の宇宙飛行で、合計宇宙滞在日数は200日を超えました。北京航空航天大学教授の桂海潮飛行士は、中国初の民間人宇宙飛行士としてペイロードスペシャリストを務めまし

    中国の有人宇宙船「神舟16号」が地球に帰還 クルーは154日間の宇宙滞在を終了
    dekaino
    dekaino 2023/11/06
    月面に行くのは何年後か?
  • 長い夜が明けて着陸機と探査車は応答せず インド月探査「チャンドラヤーン3号」続報

    インド宇宙研究機関(ISRO)は現地時間9月22日、月探査ミッション「チャンドラヤーン3号(Chandrayaan-3)」のランダー(着陸機)とローバー(探査車)について、着陸地点の夜が明けた後に通信が確立できていないことを明らかにしました。【2023年9月27日11時】 【▲ チャンドラヤーン3号のローバー「Pragyan」に搭載されているカメラで2023年8月30日に撮影されたランダー「Vikram」(Credit: ISRO)】チャンドラヤーン3号はISROによる3回目の月探査ミッションです。探査機は月面に着陸するランダー「Vikram(ビクラム、ヴィクラム)」、ランダーに搭載されているローバー(探査車)「Pragyan(プラギャン)」、着陸前までの飛行を担う推進モジュールで構成されていて、ランダーには3基、ローバーには2基の観測装置が搭載されています。 【特集】インドの月探査ミッシ

    長い夜が明けて着陸機と探査車は応答せず インド月探査「チャンドラヤーン3号」続報
    dekaino
    dekaino 2023/09/30
    長期間日が差さない(=太陽電池が止まる)状況で不具合発生したらしい
  • 月では珍しい花崗岩、その塊は太古の火山の跡? 強放射線地域「コンプトン-ベルコヴィッチ」の謎の1つを解決

    代表的な火成岩の1つである「花崗岩」は、地球以外の天体ではめったに存在しません。惑星科学研究所(PSI)のMatthew A. Siegler氏などの研究チームは、月の裏側にある「コンプトン-ベルコヴィッチ」という放射性物質が特異的に多いことで知られる地域からのマイクロ波放射を計測することで、地下に熱源が存在することを突き止めました。この成果をもとに、コンプトン-ベルコヴィッチは35億年前に月の火山活動で形成されたと考えられています。 地球の表面は分厚い大陸地殻と薄い海洋地殻に覆われています。2種類の地殻は厚さだけでなく組成も異なっていて、例えば大陸地殻は主に花崗岩、海洋地殻は主に玄武岩で構成されています。陸地に存在する花崗岩は地上で暮らす私たちにとって最もなじみ深い火成岩の1つであり、その頑丈さや美しさから建築物の基礎や外壁、墓石などに利用されています (※) 。 ※…石材としての花崗岩

    月では珍しい花崗岩、その塊は太古の火山の跡? 強放射線地域「コンプトン-ベルコヴィッチ」の謎の1つを解決
    dekaino
    dekaino 2023/07/21
    嫦娥1号2号のデータを利用
  • 太陽重力レンズを利用した地球外文明の通信装置が存在するかもしれない

    1977年に打ち上げられたアメリカ航空宇宙局(NASA)の惑星探査機「ボイジャー1号」と「ボイジャー2号」は、木星などを観測した後に太陽圏を脱出して星間空間を飛行しています。太陽系外の天体を直接探査するミッションは今のところ構想段階でしかありませんが、いつの日か人類は広大な星間空間に向けて探査機を送り出し、別の恒星や太陽系外惑星をその場で観測するようになるかもしれません。 もしも、この宇宙に人類よりも進歩した知的生命体が存在していて、星間空間に進出しているとすれば、彼らの無人探査機や生命体が乗った宇宙船は遠く離れた母星との間で、片道何年、何十年もかかる通信を行っていることでしょう(超光速通信を使っていなければの話ですが)。ひょっとしたらその信号を、地球外知的生命体探査(SETI:search for extraterrestrial intelligence)で検出することができるかもしれ

    太陽重力レンズを利用した地球外文明の通信装置が存在するかもしれない
    dekaino
    dekaino 2022/07/22
  • 3月4日に月の裏側へ人工物が衝突。過去に打ち上げられたロケットの一部?

    【▲ 2022年3月4日に月の裏側へ衝突する人工物とみられる天体(Credit: Gianluca Masi/The Virtual Telescope Project)】地球からは直接見ることができない月の裏側。そこに、かつて打ち上げられたロケットの一部とみられる人工物が間もなく衝突するとして話題になっています。 発端は、2022年1月後半に明らかにされたビル・グレイ氏による予測でした。今からちょうど7年前の2015年2月に打ち上げられたスペースX社の「ファルコン9」ロケットの第2段が、2022年3月4日に月の裏側へ衝突する見通しであることが判明したというのです。 グレイ氏は世界中のアマチュアおよびプロの天文学者に向けて有償・無償で提供されている天体シミュレーションソフトウェア「Project Pluto」を手掛けるプログラマーです。この予測は話題を呼び、英国のBBCやガーディアン紙の電

    3月4日に月の裏側へ人工物が衝突。過去に打ち上げられたロケットの一部?
    dekaino
    dekaino 2022/03/02
  • 史上2例目、2020年発見の小惑星が「地球のトロヤ群小惑星」だと確認される

    【▲ 地球のトロヤ群小惑星「2020 XL5」(左下)の想像図。小惑星のすぐ上には地球と月が、画像右上には太陽が描かれている(Credit: NOIRLab/NSF/AURA/J. da Silva/Spaceengine; Acknowledgment: M. Zamani (NSF’s NOIRLab))】アリカンテ大学のToni Santana-Rosさんを筆頭とする研究グループは、2020年に発見された小惑星「2020 XL5」が地球のトロヤ群小惑星であることを確認したとする研究成果を発表しました。発表によると、これまでに地球のトロヤ群と確認された小惑星は2010年に発見された「2010 TK7」が唯一の例とされており、2020 XL5は観測史上2番目に確認された地球のトロヤ群小惑星となります。 ■推定直径約1.2km、向こう4000年間は地球のトロヤ群小惑星であり続けるとみられる

    史上2例目、2020年発見の小惑星が「地球のトロヤ群小惑星」だと確認される
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    dekaino 2022/02/09
  • 天宮1号間もなく大気圏再突入、8トンの衛星を落とす「宇宙開発のマナー」とは?

    ドイツの観測施設が捉えた2018年3月28日の天宮1号のレーダー画像 中国の軌道実験モジュール「天宮1号」は、2018年3月31日~4月2日中(日時間では4月1日午前 7時から4月2日午後3時の間)に大気圏に再突入すると予測されている。3月後半に入ってからはほぼ毎日、天宮1号の高度情報を公表している中国有人宇宙飛行プロジェクト弁公室の3月29日発表によれば、天宮1号の高度は近地点で188.5キロメートル、遠地点204.3キロメートルとなっている。 全長約11メートル、直径は3.3メートル、重量8500キログラムの宇宙実験施設はかなりの部分が燃え尽きると見られ、燃え残りの破片があったとしても人口密集地に落下する確率はごく低いとされる。過去には、天宮1号よりもはるかに質量が大きいロシアの宇宙ステーション・ミール(約120トン、2001年に再突入)、米NASAの宇宙ステーション・スカイラブ(約

    天宮1号間もなく大気圏再突入、8トンの衛星を落とす「宇宙開発のマナー」とは?
    dekaino
    dekaino 2018/04/02
    たまたま落下で被害が出なかったら、制御して計画通りに無人海域に落下させたとか言うのだろうな
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