量子もつれの空間分布のグラフ。物質をAとBの2つに分けた時に、AとBの間にどのくらいの量子もつれが生じているかを縦軸に、物質Aの長さを横軸にプロットしてある(提供:東大) 東京大学の研究グループは、宇宙にあるブラックホールや半導体内の電子などさまざまな物理現象を「量子もつれ」で説明する理論を構築した。量子もつれは量子コンピューターの計算資源として使われている現象で、物質内での量子もつれの空間分布を示す一般法則を導いた。多くの物理現象の解明やナノテクノロジーデバイスの開発などにつながる可能性がある。 研究グループが着目した量子もつれとは、空間的に離れた二つの量子状態が影響し合う現象。二つに分けた物質の間を多くの“ひも”がつながり、もつれ合ったイメージ。量子力学に特有の現象で、二つに分けた物質同士の距離を離してもこのもつれは消えない。 量子力学的に完全に状態が決まった「量子純粋状態」で、熱や粒
リコー中央研究所は屋外の移動ロボット用のクローラーユニットを開発した。インホイールモーターを採用したため小型で高出力。クローラーユニット二つで80キログラムの可搬重量を確保した。リコーは全天球カメラやステレオカメラなどロボットの光学系で優れた技術を持つ。移動系の技術をそろえ、ロボットのシステム提案力を向上させる。農林業やインフラ保守などの分野への応用を目指す。 出力1キロワットの電動バイク用インホイールモーターを採用した。速度は時速6キロメートルで傾斜15度の坂道を安定して登れる。架台にクローラーユニットを固定し電源に接続するだけで活用できる。可搬重量を確保し、ロボット研究用のプラットフォームとして提供する。 屋外で活用するロボットを想定。畑では畝をまたげるように架台を広めに設計し、林業用には山道で安定するように四輪駆動の架台を設計するなど用途ごとに開発を支援する。 リコーは中央研究所にロ
16日の東京株式市場は、日経平均株価の終値が前日比1336円3銭高の3万8062円67銭と5営業日続伸し、8月1日以来約2週間ぶりに3万8000円台を回復した。株価は一時、1400... マイクリップ登録する
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く