10月10日、シンガポールダイヤモンド投資取引所(SDIX)は、資金の安全な避難先として金のライバルになり得る「標準化」されたダイヤモンドを発表した。写真は2012年12月、アントワープの鑑定所で5.46カラットのダイヤを検査する職員(2017年 ロイター/Francois Lenoir) [ロンドン 10日 ロイター] - ダイヤモンドが、ついに投資家の「最善の友」になる──。資金の安全な避難先として、金のライバルになり得る「標準化」されたダイヤモンドを10日発表したシンガポールダイヤモンド投資取引所(SDIX)は、その意義をこう説明した。 ダイヤモンドは世界で最も濃縮された富の形態と言われているが、投資家は長年、投資先としては金よりも利便性が低いと評価してきた。一粒一粒状態が異なり、評価が主観的になりがちで、トレードが難しいためだ。