F1開幕バーレーンGPでフェラーリSF-24をドライブしたカルロス・サインツもまた、僚友シャルル・ルクレールと同じようにメカニカルトラブルに見舞われ、「パニック」にならないよう努めながらの57周のレースを強いられた。 ルクレールは1周目から左右のフロントブレーキに温度差が生じるトラブルに見舞われ、ロックアップを頻発したことで2番グリッドながらも早々に5番手にまで後退。最終的にはジョージ・ラッセル(メルセデス)を交わして4位でフィニッシュしたものの、終始、クルマと格闘しながらのレースを余儀なくされた。 サインツはセルジオ・ペレス(レッドブル)と遜色ないペースを刻んで3位表彰台に上がったが、決して順風満帆のレースではなく、オーバーヒートによってペダルを踏んだ際にブレーキの反応が遅れたり、ペダルを通常より深く踏み込まないと十分に減速しなかったりといった症状に見舞われていた。 「第1スティントと第