「このサービスの対応ブラウザは、Internet ExplorerとFirefoxです」を英語で伝えるにはどうしたらいいか――。東京大学とベネッセコーポレーションが1月31日に配信を開始した「英語deキャリアアップ」。架空のシステムインテグレーター(SI)に勤めるシステムエンジニアが主人公の英語リスニングコンテンツだ。 監修した東京大学・准教授の中原淳氏は、継続できる英語学習に重要なのは「プラクティス(実践)とレリバンシー(関連性)」だという。英語力が必要だと感じているビジネスパーソンほど、忙しい現業のため英語学習に時間が割けないのが現状だ。あまりにも学問的な英語だったり、関係ないシーンを想定した英会話より、実践的で自分との関係性が高いシーンを想定した教材であるべき――というわけである。 この考えを推し進めたのが、2007年11月に実験した「なりきりEnglish!」だった。ウィルコムの「