2011年02月13日23:45 カテゴリ書評/画評/品評Culture 国破れて都あり - 書評 - 海の都の物語 海の都の物語 (新潮文庫版全6巻) 塩野七生 念のためにお断りしておくと、私の手元にあるのは1987年刊行の中公文庫版。 もはや古典といっていい本書を、版形版元が最近変わったというわけでもないのにいまさらながら取り上げたくなったのは、これに対する「返事」がわりというかもどきというかをなんとなくしたためたくなったから。 朝まで生テレビの討論についての補足|堀江貴文オフィシャルブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」by Ameba そもそも国防とは何か。ほとんどの人は国を守るのはなんとなく当たり前だと思っている(と思う)。だけど、本当にそうなのか?という疑問を常々持っていてそこを私は問いたかった。例えば第二次世界大戦中、多くの日本人は国を守ると考えて異国の地で戦死した。そ
エジプトの市民革命は、ピーク時には数万人もの人々が広場に集まって、集会は20日間近く続いて、大統領を退陣に追い込んだ。 ああいう大きな人の流れは、もちろん政府当局に対する市民の怒りがあったのだろうけれど、あれは「数万人規模の人々を20日間、広場で生活してもらう」という、イベント運営の側面もあって、兵站や補給の側面から今回の革命を見直すと、とてもよく考えられていたなと思う。 エジプトのデモ広場を案内する記事を見ると、水場やトイレどころか、病院から幼稚園まで準備されていた。テレビで放映されたデモの映像には、人々が集まった真ん中に正円形のテント村が写っていて、集まった人がなんとなく作ったものにしてはずいぶん整った形をしていたのだけれど、実際に現場で行われていたことは、想像をはるかに超えていた。 食べて休まないと動けない 学生時代に手伝い要員として参加したイベントでは、集まった学生を「生活させる」
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