平成生まれが遂に成人となる記念すべき2010年の「成人の日」、「昭和」世代から「平成」世代へと日本の担い手が交代するその始まりの日です、この世代交代こそが低迷する日本の歴史的ターニングポイントとなると考えている不肖・木走であります。 新成人が生まれた1989年は、バブル経済最後の絶頂の時期でした、そしてバブルがはじけこの20年、彼らには何の責任はありませんが新成人の20年の歩みは、同時に日本経済は「失われた20年」と表現される長期低迷期にはまり込み、出口を見出すこともできず今日デフレスパイラルの恐怖に喘いでいるわけです。 昭和天皇が崩御した1989年つまり平成元年は、政界などへの未公開株ばらまきで、「政治とカネ」が問題となったリクルート事件が起きたときでもあります、そしてそれも要因の一つとなり、参院選では与野党の勢力が初めて逆転しました。 それからの20年、日本の政治は結果的に日本経済の長