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ブックマーク / hiroyukikojima.hatenablog.com (2)

  • 至るところ微分不可能殺人事件 - hiroyukikojima’s blog

    坂口安吾の傑作推理小説に『不連続殺人事件』というのがある。 これは、たぶん、「連続殺人事件」という用語をもじったものなんだと思う。 推理小説としては、パロディではぜんぜんなく、非常にタイトな正統派のミステリーであり、 トリックも秀逸だから、未読なら大お勧めだ。 さすが、天才安吾である。 でも、この「連続」→「不連続」というイノベーションを眺めるにつけ、 ついつい数学関係者として、ちゃちゃを入れたくなってしまう。 とりわけ、ぼくは、「大学への数学」という雑誌で、「数学パロディシアター」 というのを20年にわたって単発的に書いてきているほどのパロディ好きである。 最新作は、昨年の、「デルノート」というやつで、これは 「ノートに問題を書くと、それがそのまま入試に出る」 という死に神からもらったノートを使って合格を勝ち取ろうと する受験生・天神頼(あまがみライ)と、それを阻止しようとする 謎のスイ

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    dhrname 2020/03/17
  • abc予想が解決された? - hiroyukikojima’s blog

    京都大学数理解析研究所の望月新一教授が、「abc予想」を解決した、ということが新聞などで話題になっている。望月さんが総ページ数500ページに及ぶ4の論文をホームページに公開し、それが「ネイチャー」で報じられたからだ。 実は、先週のアエラ(10/8日号)では、この件に関して、数学ライターの中村亨さん(コマネチ大学の出題者)とぼくからの取材で一記事を作って報道している。望月さんと数理解析研が一切取材に応じない方針だそうで、編集者はがっかりしていた。それで、中村さんとぼくに(つまり、プロの数学者でない人に)白羽の矢がたったのだろう。こういうことがあるとつくづく思うのは、市民と学者の間をつなぐ専門報道者の必要性だ。何もゴシップに関する取材にまで誠実に答えよ、とはいわないが、マスコミを介して市民が大きな関心を持っているこのような大きな業績に関しては、ある程度は市民への情報サービスをしてほしく思う

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    dhrname 2012/10/08
    雑談としては、興味がある
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