トップ > 静岡 > 10月23日の記事一覧 > 記事 【静岡】 浜松市がスズメバチ対策費補助廃止 Tweet mixiチェック 2013年10月23日 ◆「生物多様性の時代」 駆除か、共存か 樹液を吸うスズメバチ 地球温暖化などの影響で、秋に入っても活発な活動を続けているスズメバチ。浜松市は本年度から駆除費用の補助を全廃した。「進んでスズメバチの命を取るべきではない」と生物多様性を尊重する姿勢に方針転換し、市民に“自己防衛”を促す。一方で市民からの駆除に関する要望や相談も多い。駆除と生態系保護のどちらを優先すべきか-。 浜松市内のある小学校の校舎脇。クヌギの樹液を求めて、スズメバチがブンブン飛び交っていた。養蜂業の傍ら駆除を請け負う河島雄一郎さん(44)=同市中区新津町=は「小学校でスズメバチとの共存は難しい」と話し、黙々と巣を駆除していった。 全国ではスズメバチの被害で毎年約三十人の