宇宙を漂流する超巨大メタリック球体「CFBDSIR 2149-0403」が謎すぎる! 木星の7倍、人工物の可能性浮上で科学者困惑 広大な宇宙の中を一人ぼっちで孤独にさまよう惑星がある――。浮遊惑星と呼ばれる“自由で孤独”な惑星なのだが、そうであるにせよ何かと奇妙な点が多い星が今、議論の的になっている。 ■どこにも属していない謎の天体「CFBDSIR 2149-0403」とは? 2012年に発見された、自由かつ孤独で、しかも奇妙な星が「CFBDSIR 2149-0403」だ。我々の太陽からおよそ100光年離れた宇宙空間を漂っており、木星の4倍から7倍ほどあるとされる大きな惑星である。発見されてしばらくは、母星を持たずに宇宙を漂流している浮遊惑星(rogue planet)だと見なされていた。そしてこれまで発見された浮遊惑星の中で、最も地球から近い天体であることからも専門家から注目を集めること