http://anond.hatelabo.jp/20161228200026 荒木はどうも「主人公が敵を殺害する(≒裁く)」ということに迷いがあると思っている。 ざっと結末をおさらいすると以下。 1部相打ち。しかも殺害までには至らず、DIOは後復活する。 2部火山活動という自然の力により宇宙に放出する。殺害にまでは至らない。 3部ついに殺害。さらに注目すべきなのが、作中に「裁くのはおれの『スタンド』だッー!!」という台詞が出てくること。ここでは明確に主人公による敵の裁きを肯定している(と読める)。 4部肉体的には事故死、さらに怪奇現象により霊的にも死亡する。それ以前の展開でも、主人公グループの共闘という形で吉良を追いつめており、フィニッシュブローは仗助ではなく承太郎が決めている。以下の台詞にも注目。 川尻早人「ぼくは『裁いて』ほしかった・・・あいつを誰かが『裁いて』ほしかった」 杉本鈴美