ネタバレしたらまずい作品ですので、ネタバレは脚注部分に一括してぶち込んであります。まだクリアしていないという方は脚注部分(文章の横にある数字リンク、ないしこの記事の一番下に分かれて書かれている箇所)は見ないように。本文中では開始直後に分かることと物語そのものに殆ど関係ないこと以外はネタバレしていません。 古色迷宮輪舞曲〜HISTOIRE DE DESTIN〜 (2012/07/27) Windows 商品詳細を見る シナリオが凄いと評判になった作品でして、確かに凄いです。そして聞き及んでいた通り、確かに「色んなゲームの要素を複合したような」面もありました。ざっと思い当たるだけでも5・6個はタイトルが浮かぶでしょうか。しかしそれらの名前を挙げただけで軽いネタバレになってしまうのでここでは伏せておきます。いや実際、既に「○○に似ている」というのを見てしまった人は頑張って記憶から抹消した方がいい
ボクの『Fate/hollow ataraxia』感想*1を奈須きのこが認めてくれた*2ので(ガイキチの発想)、ここにさらっとまとめて書いてみる。 てゆうかその前に、これ、(既にホロウを一度クリア済みの方は)再プレイすればこんなの読むまでもなく全て分かると思うので、是非再プレイして下さい。そして奈須きのこが「再プレイするプレイヤーのために作った仕掛け」に驚愕して欲しい(※注:自分が再プレイの時に気付いたってだけであり、実際そう作られてるかは分かりません――むしろ初回で気づくもの、と奈須さんは思われてたかもしれない)。なので皆さん、ブラウザをそっと閉じて押入れからホロウ取り出して(あるいはエロゲ屋に駆け込んでホロウゲットして)再プレイした方が良いです。むしろして下さいって感じ。これ気づいたときは「奈須きのこ天才じゃん!」って思っちゃったもん。 さて、『Fate/hollow』の感想でよく耳に
http://kahouha2jigen.blog.fc2.com/blog-entry-730.html(「エロゲ業界は全作品にフローチャート実装するべき。後、強制オート演出はマジでやめて」) エロゲでたまにある強制オート進行。こいつが持つ罪深さにご立腹な方も多いでしょう。「俺の読みたいように読ませろ」「読み終わる前に次の画面に行っちゃう」「画面(テキスト)遷移が遅すぎてウザイ」といった基本的なところから、「こう読め、と指示されてる感じがして萎える」「ここが感動ポイントですよ、ここが重要ポイントですよ、みたいなのがあからさまに透けて見えてなんかやる気なくなる」といった*1、プレイヤーの気持ちに関わるところまで。強制オート進行がもたらすマイナス点は結構あります。 強制オートというのは、単に演出の一言で片付けるにはあまりにもプレイヤーに対し読ませ方を強要していて、それ故欠点もかなり目立ってし
この黒歴史が黒い!2006-2012! いや考えたらもう6年もブログ書いてるんですよ。おそろしいことに! なのでここらで、過去の自分を振り返る……気とか全然なかったんですけど、ハイキャンさんがやってるのを見て(http://d.hatena.ne.jp/highcampus/20030627)なんか面白そうだったので……なぜ面白そうだと思ってしまったのだあの時の自分……まあそれはともかく、とりあえず僕もまとめてみるのも一興かな的なノリでまとめてみました。 怖くて自分でも記事の内容をあんまり確認していませんが。てゆうかこんなモン確認できるかーーっ!! ちょっと見たけど黒歴史超満載でマジ死にそうです。こうやってまとめながら「やばい恥ずかしい死にたい!」と悶絶しつつ興奮しております(ドMなので)。てゆうかすいませんここに載ってるのでも充分酷いですが、一部これよりもさらに酷すぎて記載しておりま
the interviews のアカウントを取っても誰も俺になんの質問もしてこなそうなので、来たとしても「カレーを作るときのこだわりはなんですか?」みたいな絨毯爆撃だか公式が友達いない人向けにしかたなく作ってあげただかの質問だけしか来ないで鬱になりそう(こだわりなんかねえよ!)なので、自分で自分に勝手に質問して勝手に答えようという新コーナー。僕は友達が(少)ない!ということで今回は、「エロゲのエロシーンで最も抜けたのは何ですか? ベスト10くらいで答えてください」という質問が来たと想定してお答えしたいと思います。エロゲのエロシーン。実は僕はエロゲで全然抜かない畑のヒトなのです。 エロゲで抜く派と抜かない派の争いという、人類史上最も不毛な争いのひとつがありますけど、それでいうと僕は後者の「抜かない」陣営に属しています。まあこの争いは、そもそもの前提自体が間違ってると個人的には思うんです。僕
「選択肢を選んだことによる責任がうんたらかんたら~~」みたいな話を嫌ってる人は多いです。いや多いのかは知らんけどある一定数はいます。いやある一定数いるのかは知らないけど某氏とかはそうなんじゃないですかね。まあそういうこと以前に、ボクなんかは「責任とかどうでもいい」と思うわけですが。 なぜかというと、そもそも「責任」というものが幻想だからですね。「責任」なんて物理的に存在しないんです。勝手に思い込んでるか、誰かが要請・要求してくるものとしてしか存在しない。もちろん、物理的に存在しないから無いんだよ、といった話ではなく、いやむしろ逆で、物理的に存在しないものこそ人間にとって存在は強まるのです。物理的に存在してれば、ぶっ壊したり投げ捨てたり簡単にできるけど、幻想として心の中にだけ存在しているものを、物理で殴ったりは出来ないでしょう。だから簡単には壊せない。壊す方法を僕たちは通常習ってないし、慣れ
エロゲの選択肢のお話をしましょう。なお、ここでは、今や大半のエロゲがそうであるような、一般的な・通常のADVやノベル形式の作品を対象としていて(特に但し書きのない場合は「エロゲ」という語句も、そういったタイプのゲームのみを指すものとして扱います)、たとえばRPGやシミュレーション、たとえば昔でいう『同級生』とか最近でいう『Sugar+Spice!』などは、また別のお話ということになります。 まずは前提部分など さて、それなりにエロゲをプレイされている方にとっては最早常識だと思われるので読み飛ばしていただいて構わないのですが、まずは前提から。基本的に、「エロゲというのは選択肢によって自由に物語が紡がれていく」といったものではありません。ゲームを進めてたら、なんか不幸な展開になった。こんなものは嫌だから別の展開が良いと、違う選択肢を選んでも、その展開自体が覆ることは滅多にありません。他のルート
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