サイボウズは3月23日、モバイル事業での販売提携を、ウィルコムと行ったことを発表した。ウィルコムのネットワークと端末を利用して、サイボウズのグループウェア「Office」シリーズの携帯版を提供する。3月23日よりテストサービスを開始し、2006年末までに正式サービスを始める予定。開始から1年で、2~3万人のユーザー獲得を目指す。 テストサービスで提供する端末は、三洋電機製「WX310SA」(2005年9月27日の記事参照)と、日本無線製「WX310J」(2005年9月27日の記事参照)の2機種。モバイル向けサービスの提供にあたり、バックエンドのオペレーションはサイボウズの子会社であるインフォニックスが担当し、ソフトウェアは2月にサイボウズと事業提携を行ったゆめみが提供する(2月22日の記事参照)。 念頭にあるのはBlackBerry、プッシュサービスもやりたい サイボウズは、グループウェア