携帯電話が自宅でつながりにくいという悩みを抱えている人は、ソフトバンクモバイルに相談するといい。2008年春、自宅に基地局がやってくるかもしれない。 ソフトバンクモバイルは7月2日、フェムトセルと呼ばれる小型の基地局を2008年春に市場導入する計画を明らかにした。ユーザーが自分で自宅に設置できるようにし、人口カバー率の向上を図るのが狙いだ。 フェムトセルは、商用のブロードバンド回線を利用した小型基地局。ユーザーが自宅に設置すると携帯電話の電波環境が良くなりつながりやすくなるほか、携帯電話でもより高速なインターネット接続が可能になるとされている。 携帯電話キャリアにとっては屋内や山間地域などこれまで基地局が設置しにくかった場所にエリアを拡大できるほか、1つの基地局に集中していたトラフィックを分散できるため、よりデータ量の多いリッチサービスが展開しやすくなるメリットがある。ソフトバンクモバイル