ミステリー界の巨匠・綾辻行人の作家デビュー作にして、最高傑作との呼び声も高い『十角館の殺人』 (講談社文庫) が、待望の実写映像化。3月22日 (金)午前十時(AM10時)からHuluで全話独占配信がスタートした。 全世界シリーズ累計670万部を誇る綾辻行人の大ベストセラー「館」シリーズ。その第1作『十角館の殺人』は、緻密かつ巧妙な叙述トリックで読者を引き込みながら、たった1行で事件の真相を描く大胆な手法で、ミステリー界に衝撃を与えた。 誕生から37年経った今も色褪せない世界的名著として輝きを放ち、長年「映像化不可能」と言われてきた本作のドラマ化に挑んだ制作陣と出演者に、このほどインタビューを敢行した。今回は江南(かわみなみ)孝明役を演じた新進気鋭の俳優・奥智哉さんに制作の裏側を聞く。 「十角館の殺人」ストーリー 十角形の奇妙な外観を持つ館"十角館”が存在する、角島(つのじま)。1986年