みんなの党は、参院選マニフェストにあたる「アジェンダ」の概要を発表した。消費税増税に言及した菅直人首相に対し、「増税の前にやるべきことがある」と指摘。名目4%以上の経済成長で「10年間で所得を5割アップさせる」との目標を掲げた。 アジェンダは「まず国会議員や官僚が身を切るべきだ」として衆院定数を300、参院定数を100とし、将来は一院制とする国会議員数の大幅削減に加え、道州制の導入や地方出先機関の廃止による国家公務員の10万人削減を打ち出した。また、埋蔵金30兆円を1円残らず発掘する、としている。 成長戦略では、法人税の実効税率を現行の40%から20%台に引き下げるほか、「グリーン・グロース(緑の成長)の実現」などを挙げた。 2010参院選特集