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磯崎新に関するdonotthinkfeelのブックマーク (9)

  • 堀口捨巳と神代雄一郎──二つの発言への註

    いまお二人の近代建築史を中心に研究されている方の見方がありましたが、僕は建築史家ではなく建築家です。じつは堀口さんも神代さんも建築史側の人ではないかと思いながら話を聞きました。今日は、歴史家には恥ずかしくてはしたないと思われるような話を前説にしたいと思っています。 日工作文化連盟の存在 『新建築』という雑誌がありますが、そのなかにいらっしゃった方や、追い出された方もたくさんいて、日の建築ジャーナリズムの役割を担ったことははっきりしています。そして、その他に同人誌やマイナーな建築雑誌もいろいろあります。そのうち、1936〜1940年のあいだに『現代建築』という雑誌があり、僕が学生のころは、全部図書館にあって、もっぱらそれを見ていました。僕の建築学科での学生時代は1952〜54年ですから、だいぶ戦後からはずれていますが、その頃でも一番おもしろかったのは『現代建築』でした。この雑誌は神代さん

    堀口捨巳と神代雄一郎──二つの発言への註
  • 総特集 磯崎 新 | Living Well Is the Best Revenge

    『現代思想』の臨時増刊「総特集 磯崎 新」が滅法面白い。私は磯崎の著作はほとんど読んだことがないし、建築にもさほど親しんでいない。しかし1980年代に大学や大学院で学んだ者としては、当時建築家というよりバリバリの理論家としての磯崎の存在感は圧倒的であった。『批評空間』や『現代思想』の常連として多くの刺激的な討議に加わる一方、一連のANYコンフェレンスで欧米の知識人を相手に丁々発止のやり取りを続ける。(今、手元に『Anywhere』を広げてみたのだが、コンフェレンスの際に撮影されたと思しき集団ポートレートには磯崎、浅田を中央に、デリダ、コールハ―ス、リベスキンド、フレデリック・ジェイムソンから荒川修作、安藤忠雄までが写っているではないか。このような時代がかつてありえたのだ)当時、磯崎のよきパートナーは浅田彰であったから、今回の特集の冒頭に浅田との対談、続いて二人の最初の対談である1985年の

    総特集 磯崎 新 | Living Well Is the Best Revenge
  • 磯崎新を知るためにー中上邸イソザキホールへ – 海老とイチゴとワインな日々

    中上(なかがみ)邸については、福井に戻った時に磯崎新が設計した住宅が勝山市にある、と伝え聞いていて、それが中上(なかがみ)邸だとのちのち知りました。中上さんが元お医者さんのご自宅であること、アートコレクターであることも聞き及んでおりましたがこれまで見ることできず。外観や内観については何度かテレビや新聞で見知っていたくらいでした。 中上邸外観。カエルのお目目に見えるそうです。 ツクバセンタービルで育った私としては、センタービル=磯崎で、その真下のバスターミナルが移動の拠点でした。今や戦隊シリーズや仮面ライダーのロケ地としてテレビで再会するとは思いませんでしたが。 もといこのたび中上邸が公開されると聞いてえちぜん鉄道に乗ってえっちらおっちら行ってきました。 中上邸はコンクリート素材の丸い屋根が特徴的なお家です。磯崎さんは「立体に球体を取り込めるか。どういう効果をもたらすのか(それが住宅として成

  • 柄沢祐輔「『空間へ』再読」 | ÉKRITS / エクリ

    『空間へ※1』は、磯崎新の膨大な著作の数々の中で最初に刊行されたものであり、全体で82冊※2という膨大な著作の数を誇る氏の著述のキャリアの中で、その輝かしい思考の経緯の出発の地点をなまなましく記録したドキュメントである。磯崎新という稀代の建築家が世の中でデビューを果たし、その長いキャリアを通じて世界的な建築家として活動を繰り広げるきっかけとなった、すべての思考の原点がいわば無数の宝石の原石の如く散りばめられ、その精緻な議論と視点の斬新さ、議論の射程の巨大さ、学問領域としてカヴァーする範囲の広大さに、『空間へ』に触れた人間は誰でも驚愕することであろう。 磯崎新の活動の全容とその日の建築界、そして世界の建築界への影響力について今ここで改めて振り返る必要はないだろう。丹下健三の弟子としてのキャリアを開始し、メタボリズムの建築運動の最中に彼が発表した数々の都市計画案は世界の若い建築家達を即座に魅

    柄沢祐輔「『空間へ』再読」 | ÉKRITS / エクリ
  • https://www.ohmura-takahiro.com/entry/20181219/1545288803

  • 磯崎新氏からの寄贈図書展示「建築という知の宇宙」(10月12日-31日) | 東京大学附属図書館

    国際的な建築家・磯崎新氏から駒場図書館に寄贈していただいた蔵書338冊が利用可能となりました。 コレクションとしてまとまっての配架はしませんが、10月中に限り、駒場図書館1階特設コーナーで全点をお披露目いたします。貸出も可能です。 この機会にぜひご覧ください。 期間:2017年10月12日(木)~10月31日(火) 平日 8:30~22:00  土日9:00~19:00 ※学外の方の観覧は平日9:00~17:00 場所:駒場図書館1階特設コーナー(入館ゲート正面) 寄贈図書詳細は以下のリストをご覧ください。

    磯崎新氏からの寄贈図書展示「建築という知の宇宙」(10月12日-31日) | 東京大学附属図書館
  • Home - Ark-Nova

    Lucerne Festival is one of the most popular music festivals in Europe. It partnered with a Japanese company that manages concerts to launch the Ark Nova Lucerne Festival. The festival was started to bring hope to the Great East Japan Earthquake and tsunami victims through music. The earthquake struck regions in Japan on March 11, 2011. The disasters seriously affected the northeastern regions of J

    Home - Ark-Nova
  • REALKYOTO – CULTURAL SEARCH ENGINE » 知る人ぞ知る磯崎新のはなし——『だれも知らない建築のはなし』を見て

    浅田 彰(あさだ・あきら) 1957年、神戸市生まれ。 京都造形芸術大学大学院学術研究センター所長。 同大で芸術哲学を講ずる一方、政治、経済、社会、また文学、映画、演劇、舞踊、音楽、美術、建築など、芸術諸分野においても多角的・多面的な批評活動を展開する。 著書に『構造と力』(勁草書房)、『逃走論』『ヘルメスの音楽』(以上、筑摩書房)、『映画の世紀末』(新潮社)、対談集に『「歴史の終わり」を超えて』(中公文庫)、『20世紀文化の臨界』(青土社)などがある。 最新のエントリー 19.05.01 昭和の終わり、平成の終わり 19.03.29 原美術館のドリス・ファン・ノーテン 19.03.07 マックイーンとマルジェラ――ファッション・ビジネスの大波の中で 18.12.07 映画のラスト・エンペラー――ベルナルド・ベルトルッチ追悼 18.11.03 トランプから/トランプへ(5)マクロンとトラン

  • 現代建築と国民的伝統 | CiNii Research

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