今日は夏至です。 「夏至」とは一年の中で最も昼間の時間が長くて夜の短い日のこと。 まだ本格的な夏も来ていないし暑くなるものまだまだこれからですけれど、 太陽の周りを巡る地球の営みとしては今日がひとつのピーク「回帰点」なのです。 このブログでは毎年のようにこの「夏至」にコメントを記しているのですが、なぜこんなに「夏至」にこだわるのかというと、 これも何度も記していますが穂高岳山荘からは朝陽夕陽が本当に見事に眺められるから。 これはほぼ正確に南北に小屋が建っていて、なので窓もちょうど東西に向けて広がっています。(この小屋は本当に窓が多い) その窓から仕事の傍ら季節の折々に朝陽や夕陽を眺めていると、否が応でもその位置が移ろってゆくのに気がつくのです。 4月の入山の頃は笠ヶ岳の真上あたりに沈んでいた夕陽が、やがて右へ右へと移動して涸沢岳の岩稜付近に沈むのが夏至の今頃。 そして今日を境に沈む位置は左