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2016年8月31日のブックマーク (2件)

  • ARMED SERVICE EDITION NO. 676 ESQUIRE'S JAZZ BOOK 1944 / PAUL EDUARD MILLER | Books & Things

    現在、ベルリンのベーベル広場にある焚書モニュメント。広場の石畳にガラス板をはめ込み、その下の空間に空っぽの書棚が設置されている。アーティストが多く住み、ギャラリーがひしめくベルリンの街ならではのコンセプチュアルなモニュメントである。 1933年5月10日、この場所で ❝非ドイツ的❞ と断定された数多くの書籍や文書が燃え上がる薪の中に消えていった。 は剣より強し。無類の読書家ヒトラーはそのことをよく知っていた。第二次世界大戦下、ドイツ及びドイツの支配下にあった国々で1億冊以上のが、焚書や爆撃などによって失われたと言われている。 ドイツを含む枢軸国に対する連合国のひとつ、アメリカはこの戦争に対し兵士、武器、そして書籍をもって対抗した。 ARMED SERVICE EDITION NO. 676 ESQUIRE'S JAZZ BOOK 1944 / PAUL EDUARD MILLER 19

    ARMED SERVICE EDITION NO. 676 ESQUIRE'S JAZZ BOOK 1944 / PAUL EDUARD MILLER | Books & Things
  • Thomas Ruff

    トーマス・ルフの作品をリアルに見たのは2008年、スイスのバーゼルのギャラリーで個展をやった時に、同時期に開催されていた世界最大規模のアートフェアである「ART BASEL」でだった。自分たちの展示が行われたメディア・アート系のギャラリー「plug.in」が、若手のアートフェアである「LISTE」にブースを持っていたことからそちらにも参加でき、その流れで体であるART BASELのチケットがもらえたのである。 自分たちの活動領域であった〈メディア・アート〉と、アートフェアに出ているような大文字の〈アート〉との隔たりは大きく、特に予備知識がない状態で“冷やかし半分”で見に行ったのを覚えている。そこには誰でも知っているような超有名な作品が羅列され、警備員がウロウロする中で、あからさまにリッチに見える人たちが小さいテーブルで商談をしていた。そんな光景を田舎者のようにキョロキョロ眺めながら、新し

    Thomas Ruff