何故か大正史に関わる本を連続で読んだ。何故か、というか主にちくま新書が近いタイミングで何冊か出してきたから、というのが主な理由だけど。 数年前から、戦前昭和史に興味を持ち始めていたのでそれに連結する形で大正にまで興味関心が伸びた。まだ、明治までは伸びていない。 大正は、大衆が成立した時代で、一方でポピュリズムや大衆文化があり、現代と地続きの似たところがある。他方で、政治的には二大政党制が曲がりなりにも成り立っていたり、社会的・文化的には様々な(政治にも関わる)運動があったり、現代とは異なる様相も見せるので面白い。 最近読んだ大正史関連の本・雑誌 筒井清忠編『大正史講義』 - logical cypher scape2 筒井清忠編『大正史講義』【文化篇】 - logical cypher scape2 山口輝臣・福家崇洋編『思想史講義【大正篇】』 - logical cypher scape