先日、容易なスケールアウト拡張とトランザクションの正確性を担保する分散KVS基盤、ReflexWorksを発表した。(http://reflexworks.jp/) エンタープライズシステムの多くは強い一貫性が要求されるため、これまではRDBMSを使うことが多かった。しかし、簡単にシステム増強できないことから、増え続けるデータに柔軟に対応できないという欠点があった。 分散KVSは、単純なキーとバリューのデータからなるデータストアを複数のマシンに分散配置したものである。これをデータストアにすることで、システム稼働後であってもサーバー資源を動的に追加できるなど、柔軟なスケーラビリティを実現できる。 ReflexWorksは分散KVSにBerkeley DB Java Editionを採用、システムをスケーラブルにしつつ、同時にトランザクションの正確性を担保しており、大規模なトランザクション処理