米Google、電子書籍販売ストア「Google eBookstore」のアフィリエイト・プログラムを公開 【編集部記事】Google社(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間6月16日、同社の電子書籍販売プラットフォーム「Google eBookstore」(日本からは利用不可)で電子書籍販売のアフィリエイト・プログラム「Google eBooks Affiliate Integration」の提供を開始した。 このアフィリエイト・プログラムは同社のGoogle AdSenseサービスを応用したもので、昨年12月から米読書家向けSNSサイトGoodereads.com内で限定ベータテストしていたもの。北米圏のWebサイトオーナーは今後、Google eBookstoreの電子書籍作品へのリンクを設置して、報酬が得られるとのこと。 利用にはまずGoogle AdSense会員になり、さ
Appleを創設したスティーブ・ジョブズ氏とスティーブ・ウォズニアック氏の若き日の物語を描いた電子コミック「スティーブズ」を、漫画家のうめさんが公開した。 同作品はもともとiPhoneアプリとして描いていたもので、App Storeで却下され、日の目を見ずにいた。うめさんは「Appleの担当者には『リアルAppleストーリー、リアルAppleイメージだからダメ!』とリジェクト理由を説明されました。やった! ということは、リアルさは、Appleのお墨付き!!」としている。 電子書籍作成サービスのパブーから無料で閲覧できる。PDF版、ePub版もある。第1話のみで、うめさんは「2話目以降、掲載させてくれる媒体、ガチで募集中です」と話している。 8月に出版されるジョブズ氏の伝記コミックの絵柄が不評で、「ジョブズの伝記コミック、誰に描いてもらったらいい?」というTogetterが盛り上がり、うめさ
オライリー・ジャパンは、同社が販売する電子書籍を今後はDRMフリーで提供する。利便性が大幅に向上するこの施策を待ち望んでいた方は多いはずだ。 オライリー・ジャパンは5月19日、同社が販売する電子書籍を今後はDRMフリーで提供していくことを明らかにした。 同社は、IT業界では知らない人はいないといっても過言ではない出版社。同社から刊行される技術系の書籍は初心者向けとは言い難いが、丁寧に解説された内容はソフトウェアエンジニアからの信頼も厚い。 今後発売される同社の電子書籍はすべてDRMフリーで提供され、DRMが掛かっていた既刊の電子書籍作品についても、著作権者から許諾を得られれば、順次DRMフリーで提供していくという。 今回、DRMフリー化が発表されたことで、これまではできなかった電子書籍の印刷、テキストのコピー、注釈やしおりの追加などが行えるようになり、利便性が各段に向上する。また、DRMが
「とんでもないことができるものだなと思いました」 永青文庫理事長で元総理の細川護煕氏がこう語るのは、2010年12月に配信が開始されたiPadアプリ「細川家の名宝 The Hosokawa Family Eisei Bunko Collection」。同アプリは、旧熊本藩主・細川家伝来の文化財を所蔵する永青文庫のコレクションを、タッチパネルを使ったiPadならではの操作で鑑賞できるものだ。 Web制作などを手掛けるCROSS BORDERSと共同で、アプリのために作品写真を撮り下ろすなど手間をかけて開発。館内展示や紙の図録では難しかった鑑賞スタイルの実現をテーマに、あたかも作品に触れているように巻物をスクロールしたり、茶碗をユーザー自らが回転させられる機能などを盛り込んだ。画像を拡大して細部を見ることもでき、「新しい発見がある」と細川氏は話す。 永青文庫は1950年に細川護煕氏の祖父・細川
スターティアラボが主催の電子出版に関するセミナーが20日開催された。同セミナーでは博報堂DYメディアパートナーズ 雑誌局出版事業推進部 部長 半田勝彦氏が、出版物をとりまく新しい潮流とビジネスの可能性についての講演を行った。 半田氏は、広告市場がピーク時の7兆円から5兆円規模まで下がっている現状を訴え、非常に厳しい状況にあると前置きした。しかし、電子出版やソーシャルリーディングが新しい可能性を開くという。 新しいビジネスの前提として、まず電子出版が何をできるのか、読者に何を提供できるのかを考える必要があるとして、半田氏は、「買える」「行ける」「つながる」「オススメしてくれる」の4つの要素を挙げた。これらは既存の出版物やメディアでも行っていることだが、電子出版なら掲載記事や広告から直接ECサイトに行くことができ、読者や編集部、メーカーなどとも掲示板やコミュニティツールを利用してつながることも
化学が詰まった辞書アプリ 森北出版は1月21日、2009年に同社から刊行された「化学辞典(第2版)」をベースとしたiPhone/iPad向け電子辞書アプリ「デジタル化学辞典 第2版」をApp Storeでリリースした。価格は6000円。 森北出版は、専門書や理学、工学、語学などの大学・高専向け教科書を主に手掛ける出版社で、同書は、この分野における第一線の著者陣が改訂構想から10年をかけて編集したもの。基礎化学分野や応用化学分野に加え、原子力、放射線、エネルギー、生命科学といった広範な学際分野の最新情報など、さまざまな分野を幅広く網羅した実学重視の辞典となっている。 収録されている用語数は約1万2000項目。この辞典アプリではさらに「人名索引(約340点)」「化学式索引(約2500点)」が収録されている。化合物名には代表的な体系名や工業的な用途を明記し、物質および誘導体のオンライン検索を可能
イースト、一般社団法人日本電子出版協会(JEPA)、アンテナハウスは、総務省より受諾した「新ICT利活用サービス創出支援事業」(平成22年度/電子出版の環境整備)の「EPUB日本語拡張仕様策定」によって、Safari、ChromeなどのWebKit系ブラウザー、iBooksなどの電子書籍ビューワー、Android OSで、日本語組版の実装が進んでいることを発表した。 EPUBは電子出版物の事実上の世界標準フォーマットで、最新版のEPUB 3.0において縦書き/ルビ/縦中横/禁則などの日本語組版仕様の策定が進められている。WebKitは、AppleのSafari、iBooks、Google ChromeやAndroid OSなどで採用されているオープンソースHTML描画エンジンで、年内に日本語組版がこれらに実装される見通しとなった。 「Webkit、Chrome 日本語縦書き表示」にて、CS
2011年01月22日 台北・Eslite 誠品書店に「書店」が進むべき未来を見た。 つくづく思うが、テクノロジーというものは「残酷」なものだ。 新撰組のように、青春を捧げて剣術の修行に励んでみても、銃を手にした素人には敵わない。ロウソクの明かりに、どのような情緒があると言っても、2011年の今、ロウソクに明かりを灯すのは、誕生ケーキを前にして歌うほんの束の間であり、電灯を使わぬ生活など考えられない。 そのようにして消えていったものは多数ある。帆船、馬車、蒸気機関車、電信、タイプライター。たとえば私の記憶が鮮明にある範囲でも、ポケベルもそうだった。現在、30代の女性が「女子高生」と言われていたころには、「5643(ゴム持参)」といったように数文字の語呂合わせで、友人同士が公衆電話からプッシュ信号を押して、コミュニケーションしていたなんて、今の高校生にとっては、モールス信号なみの時代錯誤に思
XHTMLやCSSといった国際標準をベースとし、グーグルのGoogle BooksやアップルのiPadなどが電子書籍のフォーマットとして採用したことで急速に注目度が高まっている「EPUB」。 EPUBはこれまで、縦書きやルビといった日本語で電子書籍を作るには機能が不足しているとされてきましたが、EPUBの国際化を進めるサブグループ「Enhanced Global Language Support」(EGLS)がこうした機能不足を解消すべく作業を進めており、来年5月には縦書きやルビを含む仕様策定が完了する見通しであることが分かりました。 2011年5月には最終仕様 EGLSは、現在策定が進んでいるEPUBの次期バージョンであるEPUB3の、グローバル対応のためのサブグループで、村田真氏をコーディネータとして、日本、台湾、韓国、アメリカなどからメンバーが集まっています。 村田氏は9月26日のツ
Amazonのクリスマス商戦において,電子書籍が通常書籍の売上を上回ったというニュースが出版関係者を驚かせた。Kindle自体の販売台数も100万台を突破し,またその上で閲覧できる電子書籍もすでに40万冊になろうとしている。 ここで驚くべきは,Amazonでの電子書籍登録がオンラインで誰にでも可能だということだ。 (現在は日本語コンテンツは不可だが,近い将来開放されるだろう) これが電子書籍の登録画面,Amazon Digital Text Platformだ。 Amazon.comのユーザーIDを持っていれば誰でもアクセスできる。 そして次のような画面にしたがって,内容を登録していくだけで自動的に電子書籍登録ができるのだ。 登録内容は,(1)書籍の基本情報,(2)書籍の販売地域と販売条件,(3)書籍データのアップロード(データは自動変換される),(4)書籍の価格 の4つだけ。しかもその手
昨今の電子書籍ブームによって、PDFのデータを外出先で見るためのデバイスの数は、1年前とは比較にならないくらい増加した。これまでのノートPCに加え、iPadやKindle、ソニーのReader、そして各社のスマートフォンの多くが、PDFビューアとしての機能を備えている。仕事関連のファイルはもちろんのこと、自炊した書籍データに至るまで、あらゆるPDFデータを持ち歩き、好きなところで閲覧することができる。 しかしここで問題になるのが画面サイズだ。もともとA4やB5サイズだったPDFを原寸表示するには、これらデバイスの画面サイズは小さすぎる。画面サイズが大きい部類に入るiPadやKindle DX、GALAPAGOSのホームモデルであっても、有効表示面積はB5サイズにすら届かない。もちろん部分的にズームすれば細かい文字を読み取ることは可能だが、1ページを分割して表示する形になる上、ページを1枚め
こんにちは、スポットワードの上田です。 PC上で電子書籍の内容を確認するにも、小説や長い文章だと大変ですよね?!iBooksのように画面をスクロールせず、ページをめくりながら文章が読める電子書籍リーダー機能を追加しました。 各作品のページに電子書籍リーダー機能が埋め込まれた形で表示されます。画面いっぱいに表示して読む場合は、埋め込まれたリーダー部分をクリックすることで別画面に表示して読むことができます。 もちろん写真や画像なども表示されますので、写真集や漫画などをページめくりしながら読むこともできます。 Flashを使わず、HTMLとJavaScriptで開発した電子書籍リーダーですので、iPadでも表示することができます。(その場合、横画面にして表示した方が読みやすいです) 電子書籍を作成するのに、こうしてほしい改善点やこんな機能があると使い易いといった、ご要望は気軽にお問い合わせフォー
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