米航空機大手ボーイングは21日、主力旅客機「737MAX」事業を統括する幹部を交代させると発表した。写真はアラスカ航空が運航していた「737MAX9」の事故機。1月撮影。提供写真(2024年 ロイター/NTSB/Handout via REUTERS) [ワシントン 21日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングは21日、主力旅客機「737MAX」事業を統括する幹部を交代させると発表した。アラスカ航空が運航していた「737MAX9」の側壁が飛行中に吹き飛んだ事故を受け、品質や安全性向上への取り組み強化が迫られる中、幹部の退任は初めて。 退任したのはボーイングに約18年勤続していたエド・クラーク氏で、ワシントン州の工場で機体の生産を監督していた。関係筋によると、今週開かれたボーイングの取締役会で承認されたという。