15日の第1試合で東海大甲府(山梨)と対戦する早実(西東京)は14日、兵庫・西宮市内で練習した。注目の1年生、清宮幸太郎内野手(16)は40スイングのフリー打撃で柵越え4本。阪神2軍の本拠地・阪神鳴尾浜球場や合宿所などがある虎の穴の近くに場外弾を運ぶなど、虎党の清宮らしく景気づけの儀式を済ませた。 フリー打撃ラストの40スイング目。清宮の打球は鳴尾浜臨海公園野球場の両翼91メートルのフェンスと防護ネットを越え、遊歩道脇に着弾した。 「あすのために、しっかりと準備ができました」と場外弾にご満悦だ。この日は右翼後方のパワースポットに後押しされた。練習場から道路を挟んだ向かいにあるのは阪神鳴尾浜球場。阪神の若手が鍛錬する場所であることから、ファンの間で「虎の穴」と呼ばれている。 清宮は虎党の父・克幸さん(48)に影響され、幼い頃から阪神ファン。3年生の山田は「自分もあいつ(清宮)も阪神ファンなの
「そこに戻る」 という言い方を清宮幸太郎はした。 7月24日、猛暑にうだる神宮球場。その記者会見室で、じっとりと汗をかいた清宮が、これまた誰もが汗でぐっしょりの報道記者にぐるりと取り囲まれていた。傍目から見ればややヒステリックな調子を帯びた質問が、16歳のヒーローに向かって飛ぶ。「甲子園にだんだん近づいてきて、あと1勝というところまで来ましたけども、甲子園への思いというか、気持ちの高まりみたいなものはありますでしょうか?」 ほんの十数分前まで、グラウンドでは西東京大会準決勝の早稲田実業対日大三高戦が行われていた。試合を決めたのは清宮だった。3回裏、フルカウントからの高めに抜けるストレートを強振、観る人が「わあ」と口を開けているうちに、打球はもう神宮球場のライトフェンスにペイントされた「明治記念館」の広告文字を直撃していた。この2点タイムリーを主戦の力投で守り切った早稲田実業が、戦前の大方の
2015年06月14日 12:00 マートンの代わりはいない|2015NPB Tweet 今季のマット・マートンは、打率.243 、0本塁打。交流戦を迎えてリーグ打率が上昇傾向にある中で、一人音無しの構えである。 今のNPBで最も安打を打つのが巧みな打者の一人である。 先日、私はベースボールチャンネルで、青木宣親の月間打率を追いかけたが、NPB時代、あれほどの安打製造機であっても2か月や3か月、打率が低迷することもあったのだ。 マートンだって、2か月やそこら打てない時もあるわいな、と思うのだが、阪神のフロントはそうではないらしい。 一時期、マートンに変わる外国人選手を探そうとした。 その候補だったペゲーロは、マリナーズ時代、大器と言われたドミニカンだ。しかしMLB投手のレベルについていけず、レッドソックスをDFA(戦力外)になった。今NPBにいる打者では ウィリー・モー・ペーニャや、ウラデ
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