ロンドン(CNN Business) 米カリフォルニア州に拠点を置く新興企業「モナーク・トラクター」は自動運転する電動トラクターで農業の環境負荷を少なくし、収穫量の拡大を支援することを目指している。同社は世界初の完全電動で自動運転するトラクターとうたっている。 運転手は必要ないものの、米国の規則に準拠するためには、リアルタイムで警告を受け取り、必要があればトラクターを停止することができる指定された遠隔オペレーターが必須となる。トラクターにはセンサーが搭載されており、家畜や作物を検知しているほか、衝突回避システムにより農場労働者がそばにいても自動稼働できる。 モナークの創業者で最高経営責任者(CEO)のプラビーン・ペンメトサ氏はモビリティーやエネルギーの分野で20年近い経験を持ち、科学技術がどのように業界を変革するか理解している。ペンメトサ氏はCNN Businessの取材に対し、そうした2