その週に祝祭日が無ければ、たいてい水曜日は市場休場日となる。いつもならば午前3時前には自宅を出るのだが、水曜日だけはなるべく子ども達に合わせる様にしている。 ただ起床時刻は大抵いつもと一緒。身に付いてしまった癖というか習慣にはもはや抗えない身体となってしまった。年寄りが朝が早いってのとはわけがちゃうぞ、この野郎。はい、つっ込まれる前にバリア張っときました。 自分に似て時間に几帳面な次女は誰よりも早く家を出る。集団登校だが、集合場所に一番に居ないと気が収まらないらしい。小五の時には既に班長を経験している彼女は小六になりお役御免。残りの小六2名が班長と副班長を務めているのだが、その二人がいつも時間ギリギリにしか来ないことに度々文句を言っている。自分に厳しく人にも厳しいところも自分に似た。 一方、高校三年の坊主は彼に同じくB型の母親に似て時間にルーズ。よくいえばマイペースだ。ついでに風呂も長けり