ハフポスト日本版ニュースエディター 特集「#だからひとりが好き」ディレクター News Editor, HuffPost Japan 7th December 1941: The USS Arizona sinking in a cloud of smoke after the Japanese attack on Pearl Harbor during World War II, Hawaii. (Photo by Hulton Archive/Getty Images)
過剰な自己責任論や「本音」に名を借りた暴言に対して、私たちはどう向き合うべきか。立岩真也教授に話を聞いた。
フリーアナウンサーの長谷川豊さんが9月19日に更新した「自業自得の人工透析患者は殺せ」とするブログなどが大きな批判を集め、長谷川さんがニュース番組などを降板する騒ぎになった。 このブログに対し、Change.orgで2万5000以上の抗議署名を集めた腎臓病患者の野上春香さん(仮名、41)は、ハフポスト日本版のインタビューに答えた後、10月15日に都内で長谷川さんに直接対面し、抗議の署名を手渡すとともに、長谷川さんとの対話に臨んだ。
まずSNSで流れてきた長谷川氏の最初のブログを見て驚愕しました。タイトルは「殺せ」だし、内容も、例えば「人工透析の患者はディズニーランドでも並ぶ必要がない」とか、適当なことばかりで驚きました。でも身内で怒っているだけでは仕方がない、抗議の意思を実際に届けたいと思いました。その後、インタビューなどで謝罪していますね。でもその謝罪で彼は「サービス精神だった」とか「『殺せ』はスラングだった」とか、言葉が過ぎたことが問題だったと捉えているようですが。問題はそこじゃない。でたらめを書いて患者を傷つけたことです。患者が実際にどんな思いで暮らしていて、あのブログで自分がどんな人権侵害をしたのか、知るべきです。
PCも携帯電話も、すべては量子力学から!「物理学」に「量子力学」。難しそうなトピックだなあ、と思われた方も多いのではないでしょうか。量子力学は、アインシュタインの相対性理論と並んで現代物理学の土台となる理論体系です。日々の生活とはかけ離れた印象ですが、実は、量子力学がなければコンピューターや携帯電話など、あらゆる電子デバイスが生まれることはありませんでした。量子力学は原子や電子など、ミクロな世界での現象を支配している物理法則です。20世紀初頭まで謎に包まれていた小さな粒子たちの振舞いを解明し、その後テクノロジーの発展によって生まれた製品の数々は、今や現代人の生活必需品とまでなりました。言葉を代えれば、私たちは知らないうちに量子力学の多大なる恩恵に与っているのです。このコラムでは、そんな量子力学の不思議な世界を覗いてみましょう。実は誰もわかっていない!? 不思議な量子の世界ある晴れた休日の午
HIROSHIMA, JAPAN - MAY 27: U.S. President Barack Obama gives a speech during his visit to the Hiroshima Peace Memorial Park on May 27, 2016 in Hiroshima, Japan. It is the first time U.S. President makes an official visit to Hiroshima, the site where the atomic bomb was dropped in the end of World War II on August 6, 1945. (Photo by Atsushi Tomura/Getty Images)
JAPAN - JANUARY 26: A school girl have school lunch at Senzoku Elementary School in Tokyo, Japan, on Monday, Jan. 26, 2009. (Photo by Toshiyuki Aizawa/Bloomberg via Getty Images) 東京都の新宿区立江戸川小学校(中西憲次校長)で1月、教師の行き過ぎた指導により、一部の児童が「給食抜き」になっていたことがわかった。当日、保護者に対して学校から連絡や説明はなく、児童からの訴えで発覚した。保護者から相談を受けた新宿区教育委員会では、東京都教育委員会による体罰のガイドラインにおける「行き過ぎた指導」「不適切な行為」であるとして、学校と教師を指導。学校は保護者や児童に対して謝罪、再発防止を約束している。
ゴムのように伸び縮みする酸化物ガラスの作製に、東京工業大学旭硝子共同研究講座の稲葉誠二(いなば せいじ)特任助教(現旭硝子)と伊藤節郎(いとう せつろう)特任教授(元旭硝子)、応用セラミックス研究所の細野秀雄(ほその ひでお)教授らが成功した。複数のアルカリ金属イオンを含むメタリン酸塩ガラスが230~250℃でゴムに特徴的なエントロピー弾性を示すことを見いだして実現した。硬くて割れやすい酸化物ガラスはゴムにならないという常識を覆す発見で、新しい物性として基礎と応用の両面で注目される。12月1日の英科学誌ネイチャーマテリアルズのオンライン版で発表した。 研究グループは、柔軟な長い直鎖状分子からなる、有機ゴムに類似した構造の酸化物ガラスでエントロピー弾性の出現を探った。エントロピー弾性とは、外力によって結晶のように規則的に配列した分子が、エントロピー増大則に従って、元の不規則な状態(非晶質)に
「地方創生国会」と安倍晋三首相が位置づける臨時国会が9月29日、招集された。安倍首相は所信表明演説で、鳥取・大山の地ビールや島根県海士町のさざえカレーなどの取り組みを例示し、「この国会に求められているのは、若者が将来に夢や希望を持てる地方の創生に向けて、力強いスタートを切ること」と力説した。新設された「地方創生担当相」には石破茂氏が就任、「まち・ひと・しごと創生本部」を立ち上げた。 一方、元総務相で、日本創生会議座長の増田寛也さんが8月に上梓した「地方消滅-東京一極集中が招く人口急減」(中公新書)も話題を呼んでいる。このまま人口減少が進めば、2040年には全国で893自治体が「消滅」すると警鐘を鳴らした。政府は東京の一極集中や人口減に有効策を打ち出し、「地方創生」を実現できるのか。そのヒントを得るため、内閣府で「地方創生」を担当する小泉進次郎政務官は臨時国会直前、全国で新たな試みを行ってい
慰安婦問題が表面化して以降、20年以上が経つのに慰安婦問題は解決されていません。そして、断言できますが、慰安婦問題への理解と解決のための方法が変わらなければ、慰安婦問題は永遠に解決しないでしょう。そして日韓関係は、今以上に打撃を受けることになるでしょう。 今、韓国の支援団体と政府はこの問題について、「法的責任」を認め、そのための措置を取るよう日本に要求していますが、50数人が存命の元慰安婦の中には、実は異なる意見を持った方々がいます。しかしその方々の声はこれまで聞こえてきませんでした。違う声があったとすれば、これまで私たちはなぜその声を聞くことができなかったのでしょうか。 これまで聞こえてこなかった声を、違う声を聞いてみようという問いかけは、実は、元慰安婦の方々だけでなく、支援団体、さらには学者にも当てはまる問いだと分かりました。韓国はもちろん、日本の支援団体や学者など関係者にとっても、慰
今年の1月15日に放送が開始された『明日、ママがいない』が話題を呼んでいる。親のいない子供たちが暮らす児童養護施設であるグループホーム「コガモの家」を舞台に、親と離ればなれになった4人の少女たちが生きていく様子を中心に描いた作品だが、第1話の放送内容をめぐって、諸般の事情で親が新生児を匿名で養子に出す為の赤ちゃんポストと呼ばれる施設を設けたことで有名な熊本市にある慈恵病院(同病院では「こうのとりのゆりかご」と呼ぶ)が、記者会見を行った。 慈恵病院側は、「全国児童養護施設協議会が放送以前から内容を問題視し、12月に内容変更の申し入れをしていたが、申し入れを反映することなく第1話が放映された」ことに対して、同番組は「視聴者に養護施設の子供や職員への誤解を招き、偏見を与えかねず、ひいては、預けられた子どもたちを傷つけ、精神的な虐待をすることになるので、人権侵害にあたる」として、日本テレビに口頭と
『大人本位の指導が子供の未来を奪う』 きっかけは編集部に送られてきた一通のレポートだった。送り主は千葉県のサッカースクールで指導をする山口武史氏。ジュニア年代における育成現場を詳細に分析すると同時に、そこには切なる思いが込められていた。「指導者が教えすぎている。このままでは子供がダメになってしまう」一体"教えすぎ"とはどういうことか? そしてなぜ子供はダメになってしまうのか? 現場レベルで起こっている問題点を探るため、山口氏を訪ねた。 【サッカー批評issue57】掲載 ■ 指導者の"熱心"な声に萎縮する子供たち 千葉県内でジュニア年代のスクール「ソラ」を営む山口武史氏は、ジュニアの現場で繰り返される現状に憤まんやるかたない想いを抱き続けてきた。 スクールの多くの子供たちはそれぞれのチームに所属していた。ある日、スクールに通う子供の変化に気づいた。それまではピッチを動き回って伸び伸びとボ
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