ブックマーク / www.nippon.com (8)

  • ウナギ好きに朗報! 人工稚魚の大量生産が可能に 年間4万~5万匹

    訪日外国人にも人気がある和のウナギ。ウナギの稚魚を人工的に大量生産する技術にめどがついた。「高嶺の花」が身近になる日が来るかも? 天然資源に頼っているニホンウナギの稚魚(シラスウナギ)を人工的に大量生産する技術が確立された。年間4万~5万匹のシラスウナギの生産が可能になる。水産庁と同庁の研究機関「水産研究・教育機構」(横浜市)が発表した。今後民間企業などに技術を提供し、商業化を進める。 日国内で流通しているウナギのほとんどは、天然のシラスウナギを養鰻(ようまん)場で育てたもの。シラスウナギの国内漁獲量は1980年代以降、低水準が続き、価格は高騰している。また、国内のウナギ流通量(2023年)の約65%が輸入だ。 同機構を中心とした研究グループは、母ウナギから毎週200万粒ほどの受精卵を安定して採取することに成功した。これを水槽に入れてふ化させ、「レプトセファルス」と呼ばれる仔魚(しぎょ

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    dreamyou 2024/07/25
  • 将棋界400年の歴史を塗り替える男—藤井聡太の天才性と八冠独占の可能性

    弱冠20歳の青年が豊かな才能と努力をもって将棋界を席巻。次々と最年少記録を塗り替え、将棋愛好家だけでなく日中から注目を集める存在となっている。今年中には前人未到の「八冠」に挑もうかという破竹の勢いの天才棋士・藤井聡太の強さの理由とその価値に迫る。 天才集団の頂点に立つ棋士 藤井聡太は、現代将棋界の若き王者だ。年齢はまだ20歳。面立ちにまだどこかあどけなさを残した青年が現在、400年以上も続く将棋界の歴史を、大きく塗り替えようとしている。 藤井がどれほど傑出した存在なのか。将棋にあまり詳しくない方にもできるだけ分かりやすいよう、紹介していきたい。 将棋とは2人のプレーヤーが1手ずつ自分の駒を動かし、相手の玉(ぎょく、チェスでいうところのキング)を動けなくしたら勝ちとなるボードゲームだ。縦横9路ずつ、81マスの盤の上で、40枚の駒を用いる。チェスなどと異なり、相手の駒を取ると、自分の物として

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    dreamyou 2023/05/26
  • 私立大学の半数近くが定員割れ: 2021年春の入学者は前年比1.9%減の49万4000人

    2021年春に私立大学に進んだ学生は、前年より1.9%減り、49万人余りにとどまった。定員割れとなった大学は4割を超えた。18歳人口が減少する中、小規模、地方の私立大学は、学生が集まらなくなっている。 日私立学校振興・共済事業団が発表した入学志願動向調査によると、2021年春の私立大学全体の定員充足率(入学定員に占める入学者の割合)は、99.8%となり、1989年度以降で初めて100%を下回った。前年度は102.6%で、2.8ポイント減少した。 募集を停止している学校などを除く全国597校の、5月1日時点のデータを集計した。定員充足率が100%未満となり、入学者が定員割れした4年制の私立大は全体の46.4%に当たる277校で、前年度より93校(15.4ポイント)増加した。 全体の入学定員数は0.8%増の49万5162人だった。これに対し、志願者数は12.2%減の(延べ)383万4862人

    私立大学の半数近くが定員割れ: 2021年春の入学者は前年比1.9%減の49万4000人
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    dreamyou 2021/10/12
  • 限界を迎えた「正義を独占する検察」

    「有罪率99%」という日の刑事司法では、検察の判断イコール司法の判断という構図がまかり通ってきた。だが、元検事で特捜も経験した筆者は「検察は『全知全能の神』ではでない」と指摘し、人質司法の実態を強く批判する。 検察の判断は「常に適切」が前提 日の検察官は、刑事事件を起訴する権限を独占している。犯罪事実が認められる場合であっても起訴猶予処分とし、起訴しないで済ますこともできる。職権行使の独立性が尊重され、外部からの干渉を受けず、起訴・不起訴の理由について説明責任を負わず、不起訴の理由の根拠となる証拠を開示する義務もない。 そして、検察が起訴した事件について、有罪率は99%を超え、検察の判断がそのまま司法判断になるという意味で、検察は、刑事司法の「正義」を独占していると言える。それが、海外から奇異に感じられ、理解し難いとされる「有罪率99%超」「人質司法」などの背景にもなっている。 有罪率

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    dreamyou 2020/05/20
  • 介護スナック:超高齢化社会の社交場

    スナックを「夜の公共圏」とする視点で真面目に研究する学者集団「スナック研究会」の谷口功一・首都大学東京教授が、超高齢化社会に登場したユニークなスナックを紹介する。 普通われわれがスナックという名称から思い浮かべるのは、ドアを開けるとカウンターがあり、ママ(あるいはマスター)がいて、カラオケのある店である。キープしたボトルで水割りを飲みつつ歌うというのがおなじみの情景だろう。 スナックの誕生が、1964年の東京オリンピック開催時の深夜風俗への法的締め付けに端を発するものであることには、おおむね異論がない。カラオケを備えた現在のような形になるのはほぼ80年代以降であり、爾来(じらい)40年近く、夜の巷(ちまた)にネオンをともしてきた。 近年は昼間のスナック街でカラオケが聞こえてくることがあるだろう。「昼カラ」というやつである。店のほうも昼間に店舗を遊ばせておくよりはということで、場合によっては

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    dreamyou 2019/02/13
  • 日本の男性喫煙率、ピーク時の1/3まで減少

    2017年の日の平均喫煙率は男性が28.2%、女性は9.0%だった。男性の喫煙率はピーク時(1966年)の約3分の1まで減少したが、世界的に見るとまだ決して低いとは言えない水準にある。 日たばこ産業が毎年実施している喫煙者率調査によると、2017年の日人の平均喫煙率は男性が28.2%、女性は9.0%だった。世代別に見ると、男女ともに「30歳代」「40歳代」「50歳代」が平均値を上回った。 男性の喫煙率はピーク時(1966年)の83.7%から半世紀を経て、約3分の1まで減少したが、世界的に見るとまだ決して低いとは言えない水準にある。世界保健機関(WHO)の「世界保健統計2016」では、日の男性喫煙率は128カ国中60位で、G7各国の中では最も喫煙率が高かった。 政府は2018年度税制改正大綱で、同年10月から4年間をかけてたばこ税を1当たり3円引き上げることを決めている。日たばこ

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    dreamyou 2018/05/24
  • 「恵方巻」ブームと日本の伝統的食文化の危機

    節分になると全国のスーパー、コンビニで大々的に売り出される「恵方巻」。このブームは伝統の普及なのか、それとも伝統の破壊なのか。 何が「大阪の伝統的風習」やねん!!! ——私たちが紫色の絨毯(じゅうたん)を敷きつめた書斎に通された時、女中が現れて、「少々お待ちください」と言った。 「いま、皆さんで巻き寿司(ずし)をべてらっしゃいます」 女中は笑いをこらえている。たぶん、関西の生まれではないのだろう。 節分の夜に、家族そろって、巻き寿司を、一ずつ、無言でべると、その年は無病息災で過ごせるという言い伝えに、私たちは従っている。年によって、方向が変わるのだが、今年は、たしか、北北西に向かってべるはずである。 「おまえ、巻き寿司、うたか」 私は原田にきいた。 「ぼく、寿司が苦手でして、マシュマロですましました」 「すました、て、えらい違いやないか。巻き寿司は、長いまま、うのやぞ」 「知

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    dreamyou 2015/02/05
  • マイルドヤンキーは政治的保守層ではない—『ヤンキー経済』著者・原田 曜平氏に聞く

    の若者の中で「マイルドヤンキー」と言われる層が注目されている。不良やワルといった従来型のヤンキーがマイルド化した彼らこそが、現代の新保守層だという見方に対して、『ヤンキー経済』著者・原田曜平氏はこれを真っ向から否定する。 原田 曜平 HARADA Yōhei 1977年東京都生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、株式会社博報堂入社。同ストラテジックプランニング局、博報堂生活総合研究所、研究開発局を経て、現在、博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー。多摩大学経営情報学部非常勤講師。主な著書に『ヤンキー経済 消費の主役・新保守層の正体』(幻冬舎新書/2014年)、『これからの中国の話をしよう』(加藤 嘉一氏と共著/講談社、2013年)、『近頃の若者はなぜダメなのか』(光文社新書、2010年)、など。 「マイルドヤンキー」—新保守層と言われる若者たち 不良を描いた学園マンガとして80年代~90

    マイルドヤンキーは政治的保守層ではない—『ヤンキー経済』著者・原田 曜平氏に聞く
    dreamyou
    dreamyou 2014/09/05
    “「新保守層」とされるマイルドヤンキーは、一見保守的に見えるライフスタイルを送っている事実を指しているだけで、政治意識が保守的なわけではないのだ。”
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