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FoodWatchJapanに関するdskwのブックマーク (6)

  • 『続・有機栽培と慣行栽培の間に何があるのか?』

    ええっと、アクセスが増えるとおかしなことも増えますね(苦笑) まず書いておきたいのは、基的に有機栽培や○○農法を貶めることが目的ではない、です。 私が指摘したいのは、消費者の無知に乗じて、一部の広告宣伝の方法が過激化している点です。今後、消費者が正しい知識を持ち始めた時に、逆に自らの立場を貶めてしまい更には仲間をも貶めてしまう。その点についてのみ、大きな異論を持っています。 連載においては、今後も消費者の知らない事実のみを書いてゆきますし、今後も多くの方が書かれるでしょう。その際に、現在のような広告がなされていると問題だと思っているということです。 私は、有機栽培は岐路に立っていると、考えている。何故なのか? 理由は、スーパーの野菜売り場を数件回ってみてください。数年前とは様変わりしつつあることを感じないでしょうか? ポップが複数あり、生産者集団の小冊子までおいてありませんか? 地元のス

    『続・有機栽培と慣行栽培の間に何があるのか?』
  • 『有機栽培と慣行栽培の間にあるものは?』

    先日来、微妙な話題が続いているが、私自身は実は有機栽培と慣行栽培の違いをほとんど感じていない。 有機栽培の方は慣行栽培を、慣行栽培の方は有機栽培を、目の敵にする傾向がある。実際、その隔たりは大きい。更に細分化された自らの農法以外を敵視するケースもある。 そのため、表現に細心の注意を払う必要があるわけだが、私からするといったいなにがそんなに違うのか、さっぱりわからない。というか、理解できない。 極論すると、有機栽培と慣行栽培の違いは、化学肥料と農薬を使用しないだけだ。 栽培という観点で見れば、すこし、使用する資材が違うだけ・・・ 「その違いが大きいのだ」という意見があると思うが、それでもさっぱりだ。私は、栽培現場を見ているので見る観点は、なんの資材を使用しているかなど関係ない。 生育がどうなのかを把握し、目指す方向にコントロールするためには何をしなくてはいけないのかを考えるだけ。 その私から

    『有機栽培と慣行栽培の間にあるものは?』
  • 50年前の考え方で今日の農薬を評価することはできない - FoodWatchJapan

    消費者の間ではよく理解されていないが、農薬はこの50年あまりの間に大きな変化を遂げている。「沈黙の春」(レイチェル・カーソン)が発表された1960年代から「複合汚染」(有吉佐和子)が発表された1970年代の農薬と、今日の農薬とを同じように考えることには無理がある。 現在の農薬は危険性がコントロールされている まず、これまで述べたような残留性のある化学合成農薬の大部分は、すでに淘汰され、黎明期の農薬に比べると格段に安全になっている。農場で農薬を使用しても速やかに分解して無害になるものが大部分になり、仮に使用時点で一定の毒性があるものでも、それを使用した作物が収穫されて消費者の元に届くまでの間には消失してしまう。農薬メーカーはその分解の様子を調べていて、品に残留することがないような使用方法を明確に定めている。農業生産者が使用方法を誤らず正しく使えば、農薬による害が起こらないように配慮されてい

    50年前の考え方で今日の農薬を評価することはできない - FoodWatchJapan
  • 化学肥料の問題点は“依存”にある - FoodWatchJapan

    先に、化学肥料を与えるだけの栽培を続けていると、農産物を生産する畑としての機能を失ってしまうと書いた。そのメカニズムをもう少し詳しく見ておく。 化学肥料自体に問題はなく化学肥料依存が問題 化学肥料というのは、植物に必要な栄養分を人工的に化合して作ったもので、たとえば窒素肥料であれば、窒素と別の物質がくっついている。窒素肥料の代表的なものに硫安があるが、これはアンモニウムイオン(NH4+)と硫酸根(SO4–)がくっついたものだ。このアンモニウムイオン中の窒素(アンモニア態窒素)は植物が吸収するが、硫酸根は土壌に残る。これを一般に副成分と呼んでいて、植物の生長について一定の役割もあるもののさほど必要なものではないため、これが土壌に残る量は増えていく。そして土壌に残留する副成分があまりにも過剰になると、栽培にも悪影響を及ぼすようになってしまう。 塩化カリというカリウムの肥料があるが、これは、カリ

    化学肥料の問題点は“依存”にある - FoodWatchJapan
  • 有機栽培は作物の安全・安心のためではなかった - FoodWatchJapan

    農薬にはどのような危険があるだろうか。また、どの程度危険なものなのだろうか。これはものによって一様ではなく、時代によっても異なる。たとえば、化学合成農薬の中でも、かつて販売されていたり広範に使用されていたものには、かなり危険なものがあったが、今日流通している農薬は、それらとはまた事情が異なる。 農薬の急性毒性・残留性・催奇性 農薬の危険性として、まずいちばんわかりやすいものは、飲むと死んでしまうといった急性毒性だろう。これを利用した殺人事件や自殺などもあったし、誤飲による事故も相次いだ。こうしたことが、「農薬は恐ろしいものである」という認識が広がった原因の一つだろう。これらへの対策として、販売される農薬が薄められるようになったり、保管や販売に厳しい規制が行われるようになった。 ただ、農薬はもともと人が飲むためのものではないので、急性毒性の強さを根拠に農薬の使用が有害であると考えるのは短絡と

    有機栽培は作物の安全・安心のためではなかった - FoodWatchJapan
  • 有機農業を理解するには農薬と化学肥料を理解する必要がある - FoodWatchJapan

    現在、安全や安心な農産物と言った場合、多くの人がイメージするのは、“科学技術に頼らない”有機栽培などの栽培方法を行なっている農産物ということになるだろう。では、有機農産物は実際に安全・安心で栄養価が高いと言えるだろうか。 化学農業時代が有機栽培を生んだ それを考える前に、まず有機栽培とは何かということを押さえておきたい。 かつて化学肥料は“金肥”(きんぴ)などと呼ばれていた。金で買う肥料、高価な肥料という意味だ。その名にたがわず大量に使用できるようなものではなかったが、高度成長以降は化学肥料の価格は下落し、ふんだんに使用できるようになった。 しかし、化学肥料に依存した結果、土壌中の有機物が減少し、土壌の劣化が進んだのである。かつては先に書いたような下肥など有機質主体の養分を含むものが肥料として利用されていたが、化学肥料を使うようになってそれら有機物を供給することが行われなくなったのだ。 畑

    有機農業を理解するには農薬と化学肥料を理解する必要がある - FoodWatchJapan
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