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2009年6月12日のブックマーク (2件)

  • 最高クラスの「荒らし」としての梅田望夫 - アンカテ

    梅田さんのインタビューがすごい反響を巻き起こしているが、この喚起力は梅田さんの立ち位置と切り離せないものがあると思う。 つまり、普通の40代後半のおじさんが全く同じことを言っても、ここまで騒がれることは無いだろう。 発言の中身そのものは、意味が無いとは思わないが、一連の著作と比較したらその意味はずっと薄い。少なくとも私は、「シリコンバレーから将棋を見る」の方にずっと興味がある。 梅田さんは、しっかりと資料を集め、吟味し整理し、練りに練った文章で力を発揮する人で、褒めるにしろ貶すにしろ、そういう力作を対象にすべきだと思う。今はサバティカルの時期でそういう作業をしてないんじゃないかという気がする。そこから垂れ流される愚痴にはあまり意味がない。誰にだって緩む時期があったっていいと思う。 ただ、「どうして梅田望夫はこれだけの影響力を持ち得たのか?」ということには興味がある。 この影響力のユニークさ

    最高クラスの「荒らし」としての梅田望夫 - アンカテ
  • 漫画は読者に挑戦する。 - Something Orange

    先日のラジオでちょっと話したこと。 ある漫画を読むとき、どんな読者も、はっきり言葉にするかどうかはともかく、その作品を何かしらの形で評価している。おもしろいかどうか、凄いかどうか、あるいは、それからも継続して読み続けるかどうか。 その意味で、漫画は読者に試されているわけだ。ここまではだれもが納得してくれる話だと思う。 で、ぼくにいわせれば、読者もまた漫画に試されている。そう、漫画は読者に挑戦するのだ。どこまで読みこめるか、どこまで理解できるのか、と。 何も特別難解な作品だけに限った話ではない。ごく一般的な娯楽漫画でも、「読み」の差は表れる。作者すら予想していなかった魅力を引き出す読者もいれば、その作品が秘めた魅力をまるで読み込めない読者もいる。 もちろん、どんな「読み」を行うのも、そのひとの自由ではあるだろう。「こういうふうに読んでください」と強制する権利は、作者にも作品にもない。 しかし

    漫画は読者に挑戦する。 - Something Orange