9月7日14時、ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐってジャニーズ事務所が会見を開きました。 会見で明らかになったのは、主に「性加害を認める」「被害者への補償・救済の徹底」「社長は藤島ジュリー景子から東山紀之に交代」「ジャニーズという社名の変更はなし」という点。いずれも今回の焦点であり、4時間を超える長丁場だったこともあって、会社としてのスタンスが見えてきました。 しかし、会見の内容について被害者の中に「一定の評価をしながらも不満を漏らす人が多かった」ことも事実。会見は終始、どこかモヤモヤとした異様なムードに包まれ、ネット上に批判的な声があふれました。いったいなぜなのか。その理由は単に「ジャニーズ事務所サイドが不誠実だから」というより、「6つの甘さ」によるものだったと筆者は考えました。さらに、会見そのものへの違和感が拭えなかった確固たる理由があったのです。 「噂」レベルにとどめた東山・井ノ原