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ブックマーク / japan.cnet.com (3)

  • 情報・時間・コミュニケーション、そして意識(4):Kenn's Clairvoyance

    前回の続き。 ■情報=変わらないもの、システム=変わるもの 情報とそれを取り扱うシステムとの間には、果たしてどのような関係があるのだろうか。 養老孟司氏の定式化によれば、脳=記号、細胞=遺伝子という対照を考えることができる。お望みなら、ここにプログラム=データという組も加えてもいい。つまり「情報を入出力・解釈するシステム」と「そのシステムが扱う情報」のペアである。このように定義したときのシステムと情報の違いはなにか。システムは生きて動いているが、情報は固定している。細胞は生きて代謝しているから、どの瞬間をとっても二度と同じ状態をとることはない。脳を含む神経系も、常にダイナミックな再構成を繰り返しており、二度と同じ状態をとることはない。しかし、情報とは混沌をていねいに畳み込んで復元可能な秩序へと圧縮しようとする計算力学の結果であり、変わらないことこそ質である。 もし日常的な感覚から情報が固

    情報・時間・コミュニケーション、そして意識(4):Kenn's Clairvoyance
  • 三洋電機、セルの厚み約半分となる超薄型HIT太陽電池セルを開発--変換効率は22.8%

    三洋電機は9月18日、HIT太陽電池において従来の半分以下の厚みとなる超薄型HIT太陽電池セルを開発した発表した。省資源、低コストでの製造が可能になるという。 超薄型HIT太陽電池セルは、現行200ミクロンの約半分となる、厚さ96ミクロンを実現。超薄型ながら、5月に発表された世界最高効率23%のHIT太陽電池と、ほぼ同等の変換効率22.8%を確保しているという。 従来太陽電池セルは、光吸収量の減少や反りやすいといった課題があり薄型化は難しいとされていた。三洋電機では、「高電圧接合技術」「光閉じこめ効果の改善」という2つの要素技術により、薄型化を実現。薄いセルにて吸収される光量の最大化に挑戦したという。 厚みは名刺程度となる現行の200ミクロンから、コピー用紙程度の96ミクロンへの薄型化。これにより、より幅広い場所への設置が期待できるという。三洋電機では、超薄型HIT太陽電池セルの量産品への

    三洋電機、セルの厚み約半分となる超薄型HIT太陽電池セルを開発--変換効率は22.8%
  • 「粘菌コンピュータ」は心を持つのだろうか----キューブリックも予想していなかったこと。:IT's Big Bang! -- IT世界の宇宙的観察誌

    3月19日の日経新聞に出ていた「粘菌コンピュータ」の記事は、大きな扱いではなかったが、各所で話題になっているようである。 それによると、 「理化学研究所の原正彦・局所時空間機能研究チームリーダーらは、土壌にいる微生物の粘菌を使った「生物コンピューター」の基原理を考案した。現在のパソコンなどが苦手とする新しいアイデアや発想を生み出す計算に向くという。実用化には時間はかかるが、人間のような柔軟な思考が可能なコンピューターを実現できるとみている。」 「考案した生物コンピューターでは、情報処理の基単位であるトランジスタの代わりに粘菌の習性を利用する。エサを求めて成長する粘菌の周りに光を当てると、粘菌がいくつかの決まった形になる。光を「入力」、形を「出力」として計算に利用する仕組み。」 ということである。 この粘菌コンピュータは、0か1かの2つの出力を出す通常のコンピュータに、処理速度は及ばない

    「粘菌コンピュータ」は心を持つのだろうか----キューブリックも予想していなかったこと。:IT's Big Bang! -- IT世界の宇宙的観察誌
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