セネガル・ダラ(Dara)近郊でバッタ幼虫駆除のため殺虫剤を散布する兵士(2004年8月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/SEYLLOU DIALLO 【10月24日 AFP】国連食糧農業機関(Food and Agriculture Organization、FAO)は23日、数週間以内にアフリカ北西部にサバクバッタの大群が飛来する可能性が高いと発表し、殺虫剤を使って農作物被害を防ぐよう求めた。 FAOは、アルジェリア、リビア、モーリタニア、モロッコの当局は「バッタの大群の到来を検知し、これを抑制するために野外で行動するチームを待機させる」よう求められているとしている。 FAOによると、非常に小規模なサバクバッタの群れでも、1日で3万5000人分の食料を食い尽くす。成虫は1日で自分の体重(約2グラム)とほぼ同じ重さの作物を食べることもある。現在チャドで成虫の群れが形成されつつあり、マ