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ブックマーク / research-er.jp (12)

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  • 【プレスリリース】植物の双葉を2枚にする酵素を発見 -植物の形づくりと代謝反応の関係のさらなる理解に貢献- | 日本の研究.com

    理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター代謝システム研究チームの平井優美チームリーダーと自然科学研究機構生命創成探究センターの川出健介特任准教授(同機構基礎生物学研究所特任准教授)、東京大学大学院理学系研究科の塚谷裕一教授らの共同研究チームは、脂肪酸の代謝に関わる「CYP77A4」という酵素が、植物の種(たね)の中で双葉を確実に2枚にする働きをしていることを発見しました。 研究成果は、植物の形づくりに関わる代謝反応を見つけるための有効な手段を提案するものです。この手法を別の酵素や生物種に適用することで、植物の形・大きさと生体内の代謝反応の関係を深く理解できると期待できます。 双葉は2枚の葉(子葉)のことです。双葉が出る芽生えの多くでは、2枚の子葉はきちんと左右に分かれていて、種の中で既に数と出てくる場所も決められています。今回、共同研究チームは、代謝反応と植物の形・大きさとの関係に注

    【プレスリリース】植物の双葉を2枚にする酵素を発見 -植物の形づくりと代謝反応の関係のさらなる理解に貢献- | 日本の研究.com
  • 【プレスリリース】世界に1つだけの三角形の組 -抽象現代数学を駆使して素朴な定理の証明に成功- | 日本の研究.com

    慶應義塾大学大学院理工学研究科 KiPAS 数論幾何グループの平川義之輔(博士課程 3 年)と松村英樹(博士課程 2 年)は、『辺の長さが全て整数となる直角三角形と二等辺三角形の組の中には、周の長さも面積も共に等しい組が(相似を除いて)たった 1 組しかない』という、これまで知られていなかった定理の証明に成功しました。 線の長さや図形の面積は、私たちの身の回りにあるものを測量する際に欠かせない基的な「幾何学」的対象です。例えば、辺の長さが 3、4、5 の直角三角形は教科書でもおなじみの図形ですが、辺の長さが全て「整数」となる直角三角形はどのくらいあるか?という問題は、古代ギリシャ時代に研究がなされた重要な問題でした。この流れを汲んで 20 世紀に大きく発展した現代数学の一分野が「数論幾何学」です。 研究では、数論幾何学における「p 進 Abel 積分論」と「有理点の降下法」を応用するこ

    【プレスリリース】世界に1つだけの三角形の組 -抽象現代数学を駆使して素朴な定理の証明に成功- | 日本の研究.com
    dynamicsoar
    dynamicsoar 2018/09/12
    面白い。面積と周長が等しい…物理・化学や生物でなんか関連する現象あるのかなぁ。あとは他の図形(2D, 3D)でも同様の事例はあるのかな、とか気になるところ。てかD2とD3だけ…教員なしか。これが数学か…
  • 【プレスリリース】PMMAをベースとした軽くて頑丈な透明樹脂を開発 ~自動車前面窓の耐衝撃性試験をクリア~ | 日本の研究.com

    ポイント今回、透明プラスチックのポリメタクリル酸メチル(以下、「PMMA」)をベースに開発した軽くて頑丈な透明樹脂(以下、「樹脂」)は、高透明性でありながら高剛性・高タフネスを兼ねそろえており、自動車の前面窓としてJISが定める耐衝撃性試験をクリアした。樹脂を自動車のキャビンを構成する前面窓やルーフ部材に適用することで、軽量化による省エネルギー化だけでなく、視野確保による安全性の向上や解放感のある空間の実現といった新たな付加価値も期待できる。ルーフ部材に適用した場合、合わせガラス重量の6割超、鋼板重量の4割の軽量化が見込める。ガラスや金属の代替材料として自動車用部材のみならずさまざまな用途への展開が期待でき、軽量化などによる省エネルギー化につながる。 住友化学株式会社(以下、「住友化学」)は、このたび、内閣府の総合科学技術・イノベーション会議が推進する革新的研究開発プログラム(以下、「

    【プレスリリース】PMMAをベースとした軽くて頑丈な透明樹脂を開発 ~自動車前面窓の耐衝撃性試験をクリア~ | 日本の研究.com
  • 【プレスリリース】「昆虫社会に見られる警察行動の進化理論予測の検証」 社会全体に悪影響を及ぼす裏切り者は厳しく罰せられる | 日本の研究.com

    関西学院大学理工学部の下地 博之助教、千葉大学理学部の菊地 友則准教授、国立環境研究所の大西 一志 研究員、富山大学理学物の菊田 典嗣 氏、琉球大学農学部の辻 和希教授の研究グループは、昆虫社会で協力行動が維持されるメカニズムに関する理論を実証しました。アリなどの社会性昆虫では、女王が産卵し働きアリが産卵せずに働くが、この働きアリの利他的行動は、実は働きアリが互いに働くように監視することで成立している事が近年わかってきました。沖縄に棲むアリの一種のトゲオオハリアリでも、働きアリが利己的に産卵すると他の働きアリが卵を破壊して「取り締まり」ます。下地助教らは、この取り締まり行動が社会(コロニー)の成長段階に応じて変化し、まだ社会が小さく働きアリの利己的行動の社会全体へのダメージが大きい時により厳しく罰せられることを明らかにしました。この結果は長らく未検証だった進化ゲーム理論の予測と一致します。

    【プレスリリース】「昆虫社会に見られる警察行動の進化理論予測の検証」 社会全体に悪影響を及ぼす裏切り者は厳しく罰せられる | 日本の研究.com
  • 【プレスリリース】まるで実験?! セラミックス強度のばらつきの数値解析手法の開発 バーチャルテストを活用した高信頼性材料の開発へ向けての第一歩 | 日本の研究.com

    研究のポイントセラミックス強度のばらつきを数値解析にて予測し、評価することに成功材料の微視的な組織情報と関連付けた構造部材の破壊強度の予測は世界初高信頼性セラミックスの開発における時間とコストの大幅な削減が期待 【研究概要】横浜国立大学工学研究院 尾崎 伸吾准教授らと NIMS 高強度材料グループ 長田 俊郎主任研究員らの研究グループは、脆性材料であるセラミックスを安全に使用する上で、最大の障害であった強度のばらつきを、数値シミュレーションにて再現することに成功しました。強度のばらつきを内在する微小欠陥や組織の情報から予測したのは世界初の成果です。手法により、これまで膨大な時間と工数を費やし、実験的に取得してきた強度をバーチャル空間で高精度かつ短時間で評価することが可能になります。研究成果は、米国のセラミックス専門誌「Journalof the American Ceramic So

    【プレスリリース】まるで実験?! セラミックス強度のばらつきの数値解析手法の開発 バーチャルテストを活用した高信頼性材料の開発へ向けての第一歩 | 日本の研究.com
  • 【プレスリリース】デッドエンドを回避する微生物の仕組みを発見 | 日本の研究.com

    【発表のポイント】肉眼では見えない微生物が、地中や体内などの入り組んだ環境でどのように生き延びているのかは不明でした。繊毛を使って泳ぐ微生物は、デッドエンドで行き詰まることなく、泳ぎで巧みに回避して活路を見出していることを発見しました。この成果は、微生物が入り組んだ環境で生き延びる仕組みを明らかにし、将来的には、感染症が広がっていくメカニズムの解明などに役立つと期待されます。 【内容】肉眼では見えないほど小さな微生物は、我々の身の回りに広く存在しています。我々の体内にも、1kg程度の微生物が棲みついていると言われています。こうした微生物が、地中や体内などの危険要因が多い入り組んだ環境において、どのように逃げて生き延びているのかは不明でした。 石川拓司(東北大学大学院工学研究科教授)と菊地謙次(同准教授)は、繊毛と呼ばれる多数の毛のような器官を使って泳ぐ微生物が、行っては二度と戻れないデッド

    【プレスリリース】デッドエンドを回避する微生物の仕組みを発見 | 日本の研究.com
  • 【プレスリリース】縄文時代から現在までの草地性チョウ類の歴史を解明 | 日本の研究.com

    概要中濵直之 京都大学大学院農学研究科博士後期課程学生 (現:東京大学総合文化研究科 日学術振興会特別研究員 PD)、内田圭 横浜国立大学環境情報研究院産官学連携研究員、丑丸敦史 神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授、井鷺裕司 京都大学大学院農学研究科教授らのグループは、草地性絶滅危惧チョウ類であるコヒョウモンモドキを材料に、縄文時代から現在までの個体数の増減の歴史を明らかにしました。種の遺伝子解析の結果、縄文時代中期 (約 6000 年前) 以降は個体数が大きく増加したものの、20 世紀以降の草地面積の減少に伴い過去 30 年間には個体数が激減したという、まさに「栄枯盛衰」をたどったことが分かりました。近年多くの草地性生物が絶滅の危機に瀕していることから保全意識が高まっていますが、これまでに長期的な視点と短期的な視点の両方から日国内で草地性生物の歴史を明らかにした研究例はありませ

    【プレスリリース】縄文時代から現在までの草地性チョウ類の歴史を解明 | 日本の研究.com
  • 【プレスリリース】海洋鉛直混合の観測を大きく増やせる高速水温計を用いた乱流観測手法の開発 | 日本の研究.com

    発表のポイント特殊な装置でしか観測ができなかった海洋の乱流鉛直混合強度を、通常の海洋観測で使われている水温塩分深度(CTD・注1)観測システムに取り付けた高速水温計(注2)によって求める手法を開発した。数cmスケールの微小な変動から求める乱流鉛直混合強度を測定するには、自由落下する特殊な観測が必要とされてきたが、ワイヤー吊下型水温計観測で実施可能であることを示した。日が誇る海洋観測網に手法を適用し、鉛直混合の観測が広く行われることで、混合の実態が明らかとなり、海洋循環や栄養塩供給過程の解明に寄与することが期待される。 発表概要海水を上下に混ぜる海洋鉛直混合(注3)は、海洋で上下方向の輸送を担う重要な過程です。熱を下方へ運び海洋循環や気候へ影響し、栄養塩を表層に運んで生物生産や炭酸ガス吸収に貢献します。一方、鉛直混合はこれまで観測が難しかったために、その分布や変動の実態はわかっておらず、

    【プレスリリース】海洋鉛直混合の観測を大きく増やせる高速水温計を用いた乱流観測手法の開発 | 日本の研究.com
  • 【プレスリリース】肩甲骨の位置は絶滅動物の復元骨格の最大のナゾ~胴体の揺れと骨格の強さから解明~ | 日本の研究.com

    名古屋大学博物館の藤原 慎一助教は、四足歩行 注 1 を行う動物の胴体が、肩甲骨から肋骨に伸びる筋肉で吊り下げられた状態でバランスをとっていることに着目して、肩甲骨の正しい位置の解明を試みました。 動物の肩甲骨は胴体と関節で接しておらず、化石に残りにくい筋肉で留め置かれています。そのため、絶滅動物の骨格復元で、胴体に対する肩甲骨の位置は最大の難関です。実際、博物館展示での恐竜やマンモスの骨格の肩甲骨の位置は、明確な根拠を示せないまま、まちまちに復元され、肩の高さや前肢の向きの復元にも影響してきました。 四足歩行中の動物の胴体は、重力で落ちようとする回転と肩からの筋肉で持ち上げられる回転の間でバランスがとれていますが、うまくバランスがとれる肩甲骨の位置は限られてくるはずです。同時に、この筋肉がつく肋骨には強い負荷がかかるため、壊れにくい形をした肋骨の真上に肩甲骨があるはずです。現生の四足歩行

    【プレスリリース】肩甲骨の位置は絶滅動物の復元骨格の最大のナゾ~胴体の揺れと骨格の強さから解明~ | 日本の研究.com
  • 【プレスリリース】ボルボックスの鞭毛が機能分化していることを発見 ボルボックスのゾンビ化実験で判明 | 日本の研究.com

    要点死んだボルボックスに再び鞭毛[用語1]運動させる“ゾンビ・ボルボックス法”を確立ボルボックスの鞭毛運動がカルシウムイオンで制御されることを実証ボルボックスは前端部から後端部にかけて鞭毛の性質を変化させることで、走光性や光驚動反応を効率的に行う 概要東京工業大学 科学技術創成研究院 化学生命科学研究所の植木紀子研究員(現・ニューヨーク市立大学ブルックリン校上級研究員・ロックフェラー大学客員研究員)と若林憲一准教授は、多細胞緑藻であるボルボックスが、走光性[用語2]や光驚動反応[用語3]などの光に対する行動を示すために、球形の体の前端部から後端部にかけて鞭毛の性質を変えていることを発見した。 ボルボックスは鞭毛を使って水中を泳ぐ生物で、近縁の単細胞緑藻クラミドモナスに似た祖先生物の多細胞化によって進化したと考えられている。 約2億年前という比較的「最近」分岐したことや、祖先種に近いクラミド

    【プレスリリース】ボルボックスの鞭毛が機能分化していることを発見 ボルボックスのゾンビ化実験で判明 | 日本の研究.com
  • 【プレスリリース】自然界でも"個性"が重要! 「おっとり型」と「せかせか型」の共存が集団のパフォーマンスを高める | 日本の研究.com

    千葉大学大学院理学研究院の高橋佑磨(特任助教)は、 東北大学大学院生命科学研究科の田中良弥(博士後期課程学生・日学術振興会特別研究員)、山元大輔(教授)、河田雅圭(教授)、高知大学総合科学系生命環境医学部門の鈴木紀之(准教授)と共同で、ショウジョウバエにおける集団内の行動の個性の多様さが集団の生産性や安定性を高めることを発見しました。 要点集団内の多様性(ダイバーシティー)や個性の役割や機能は、充分にわかっていなかった。ショウジョウバエに見られる「おっとり型」と「せかせか型」を用いて多様性の機能を検証した。個性の多様性には「集団全体の生産性や安定性を高める効果」があることを発見した。 研究の背景:個性にはどんな機能があるか?生物の集団内の多様性(ダイバーシティー)が集団に対してどのような機能を果たすかはほとんど調べられていませんでした。モデル生物のキイロショウジョウバエには、遺伝子に支配

    【プレスリリース】自然界でも"個性"が重要! 「おっとり型」と「せかせか型」の共存が集団のパフォーマンスを高める | 日本の研究.com
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