総務省が5月下旬、情報通信技術の分野で「変な人」を支援する事業を始めると公表して以降、同省に早とちりした電話やメールが殺到している。 同省で現在募集するのは、この業務を実施する民間企業1社のみで、個人の募集は始まっていない。にもかかわらず、勘違いした個人から電話が次々とかかり、すでに届いた提案書は10数通にも上るという。同省は4日、「個人の募集は6月末以降。届いた書類やメールは返送または廃棄する」として、注意を呼びかけた。 この事業は「独創的な人向け特別枠(仮称)」。同省によると「ICT(情報通信技術)分野において破壊的な地球規模の価値創造を生み出すために、大いなる可能性がある奇想天外でアンビシャスな技術課題に挑戦する人を支援する」というもの。対象は、大いなる可能性のあるICT課題に挑戦する個人で、義務教育を修了した人。研究費は300万円が上限で、10件程度の採択を見込む。 同省は5月22
サッポロホールディングスは4日、傘下のサッポロビールが昨年から、低価格で人気の第3のビールとして売り出している「極ゼロ」の販売を終了と発表した。 ビール類に課せられる酒税上のミスがあったといい、今年7月中旬から第3のビールよりも税率の高い発泡酒の「極ゼロ」として再販売する。商品回収などは行わない。
安倍首相は3日の閣僚懇談会で、国家公務員の定数を2015年度からの5年間で、今年度より10%以上削減するよう指示した。 内閣人事局が今夏までに定員合理化計画を策定する。 政府は、10~14年度の5年間で府省ごとに定員の10%削減に取り組んでいる。内閣人事局によると、14年度までの削減目標は達成したという。
安倍晋三首相は3日午前の閣僚懇談会で、国家公務員の定員について、2015年度から5年間で政府全体で10%削減するよう指示した。内閣人事局が発足したのを受け、安倍政権として行政改革に積極的に取り組む姿勢を示す狙いだ。 政府は10〜14年度の5年間で府省ごとに10%の定員削減に取り組んでいるが、15年度以降は各府省一律の削減目標は設けない方針。稲田朋美行政改革担当相は3日の記者会見で「府省の枠を取り払って、めりはりの付く配置を進める」と強調し、今夏中に新たな定員合理化計画を策定する考えを示した。
『ニューヨーカー』の2014年5月12日号に、「ソイレント」という液状食品に関する記事が掲載されました。軽~く興味を引かれて読み始めたところ、ちょっと意外なぐらいに、われわれの「食」について考えさせる内容になっていたので、ご紹介してみます。 液状の食べ物というのは、昨今、それほど珍しいわけではありません。減量したい人のダイエット食品にも、ドロドロした飲むタイプのものがありますし、筋肉増強したい人のためにも、タンパク質メインの飲み物はあります。しかしソイレントがそれらと異なる点のひとつは、完全食品を謳っている点です。これだけを摂取していれば、ほかには何も食べなくてもよいというのです。 ソイレントを考案したのは、ロブ・ラインハートという青年で、食品関係というよりむしろ、ITとかSNS系の起業をやりそうな感じに見えます。実際、ラインハートは、ジョージア工科大学卒業後、友人二人とともにIT関係のス
政府が検討する農業改革を巡り、自民党は3日、全国農業協同組合中央会(JA全中)の廃止を認める方向で最終調整に入った。 農業を成長させるには、JA全中による地域農協への一律的な経営指導が妨げになるとの判断が強まった。 政府は早ければ今秋の臨時国会にも、JA全中の指導権の廃止などを盛り込んだ農協法の改正案を提出する。自民党の容認で、改正案は成立する見通しだ。JA全中は一般社団法人化など、抜本的な組織変更を迫られそうだ。 政府の規制改革会議が打ち出したJA全中の廃止には、農林関係議員の一部を中心に反対論が根強いが、安倍首相の指示もあり、党として農協改革の方向に傾いた。JA全中の廃止にあたっては3~5年程度の猶予期間を設ける案もある。
お年寄りが増えて現役世代は減る。公的年金の財布を守るため、どこまで給付水準を下げないといけないのか――。3日公表された公的年金の「定期検診」にあたる財政検証。経済が再生すれば約束した最低限の水準を将来も確保できると厚生労働省は言う。年金は大丈夫なのか。 「一定程度、年金の安定性が保たれていると確認できた」。田村憲久厚生労働相は3日、経済成長が続けば、政府が約束する「現役世代の手取り収入の50%以上」の年金水準を守れるとした検証結果について、記者団にこう述べた。 ただ、前提条件が甘すぎるという指摘もある。年金財政は5年に1度、100年先まで見通して点検する。こんなに長く経済を見通すのは「誰にも出来ない」(厚労省幹部)が、一定の前提を置く。
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