40代女性の体力低下 21年度体力調査―スポーツ庁 2022年10月12日17時07分配信 スポーツ庁の看板=東京都千代田区 スポーツ庁は12日、2021年度の「体力・運動能力調査」を公表した。12年度以降の10年間で、体力テストの合計点が多くの年代で男女ともに横ばいか向上傾向が見られる中、40代の女性は低下傾向だったことが明らかになった。 調査は東京五輪が開催された1964年から毎年行われている。今回は昨年5~10月、6~79歳の男女約7万4000人を対象に実施。回答を得た約4万8000人(回収率約65%)の握力や反復横跳びなどの結果を集計した。 体力テストの合計点は、12年度に比べ女性の40代前半は95.6%、40代後半は95.7%に下がっていた。特に40代前半は、他の年代と異なり、12年度の数値を毎回下回っていた。 同庁が策定したスポーツ基本計画では、週1回以上の運動をしている成人の