プロ野球の阪急(現オリックス)で投手として活躍、登録名「アニマル」で親しまれたブラッド・レスリーさんが死去したとTMZなど複数の米メディアが29日、報じた。54歳だった。腎臓病を患っていたという。 アニマルさんは1978年にドラフト9巡目でレッズに入団。86年に上田監督率いる阪急に入ると、マウンド上の派手なパフォーマンスが人気を集めた。この年には抑え投手として42試合に登板、5勝3敗19セーブを挙げ、オールスター戦にも出場した。だが、翌87年は不調で2勝2敗5セーブにとどまり、そのまま現役を退いた。引退後は「亜仁丸レスリー」の名で芸能界でも活躍した。 その後、アメリカに戻り、少年野球のインストラクターなどをしていた。