「何か行動しなくては」――“地球丸ごとスキャン”計画の展望、伊藤穰一氏ら語る:SFC ORF 2011 Report(1/2 ページ) 膨大な環境データの共有で、社会はどう変わるのか――MITメディアラボの伊藤穰一所長と慶應義塾大学の村井純教授が、放射線データ共有プロジェクトの展望を語った。 世界中の放射線量などを測定し、データを分析した上でWeb上に公開していく――そんなプロジェクト「Safecast」が今、進められている。東日本大震災から約1週間後に米国で発足し、各国の大学教授やハードウェア/ソフトウェアエンジニアなど100人以上のボランティアが参加。現在、慶應義塾大学の「Scanning the Earth Project」(地球環境スキャニングプロジェクト)と共同で日本での活動を行っている。 膨大な地域データの共有によって、社会はどのように変わるのか。Safecast顧問を務める米