主役はあくまで社員 「やりがい」はもちろん働き甲斐のこと。会社や仕事の中において、自己の存在感をいかに感じることができるか。会社が社員にいかにして存在感を与えているかでもあります。具体的には「自分の存在価値を実感したい」「社外の人にも胸を張れる仕事がしたい」などの声が聞かれるのです。これは日々自分を鼓舞する材料と言えます。 「思いやり」は、"使い捨て"ではない雇用関係。"使い捨て"を感じさせられた瞬間に、どんなに素晴らしい待遇も冷めた目で見られてしまうことでしょう。「会社に利用されていると感じされる会社は嫌」「いくら給与が高くとも、疲弊させられる職場はダメ」などの意見が代表例です。組織は人間の集まりですから、「より心地良く」は欠かせない条件なのです。 この3つのポイント言い換えると、「ビジョン」は会社に求める"あるべき"、「やりがい」は自分に求める"あるべき"、「思いやり」は会社と自分の相