eeyannkaのブックマーク (994)

  • サングラス - eeyannkaの日記

    〇サングラス目にもの言はす漢かな (サングラスめにものいわすおとこかな) 〇近寄れば垂れ目が笑ふサングラス    河童三子 〇サングラス胸元に湘南ボーイ      々 〇目を病みて心隠しぬサングラス     々 ブル便り 〈此の一句〉 〇サングラスかけて薄暑の軽井沢     田中冬二(1894━1980)

    サングラス - eeyannkaの日記
    eeyannka
    eeyannka 2025/05/19
    戸外の空気もサングラスの似合う季節になった。手術の後太陽光と相性が悪くなって二本用意はしているが、車を運転する時は軽度の近視眼鏡がいるしそのサングラスには度が入っていないから実用向ではなく掛けない儘。
  • 踊り子草 - eeyannkaの日記

    〇踊子草夕べの雨の雫かな (おどりこそうゆうべのあめのしずくかな) 〇ガウディーのマリアの塔や踊子草   河童三子 〇輪舞する踊子草のトゥシューズ    々 〇喝采のカーテンコール踊子草     々 ブル便り 〈此の一句〉 〇おへんろの通り過ぎたる踊子草     今井千鶴子(1928━)

    踊り子草 - eeyannkaの日記
    eeyannka
    eeyannka 2025/05/18
    「踊子草」可愛い名前だけど何となく見過ごしてしまいそうな花なのだ。春の七草の中の仏の座に似ている花を付ける、同じシソ科の植物らしい。これを魚眼でみると実に丁寧な作りに出来ていて驚く。楽しい事が一杯だ。
  • 夜 ヌエ(鵺)が鳴く - ururundoの雑記帳

    夜 ヌエ(鵺)が鳴いている。 ホーホーと情けない声だ。 トラツグミ(虎鶫)とも言うが 羽の模様から来ているんだろう。 平安時代を描いた小説に 当時の人たちがヌエの鳴き声を とても不気味に思うのが出てくる。 寝静まった暗闇の京に 妖怪が百鬼夜行で走り回る時 ヌエがホーホーと鳴くのは 出来過ぎた情景だ。 山や林の奥を眺める時 私はヌエはどの辺りで鳴いているのかと探している。 ヌエだけではない。 ツツドリ キツツキ 名前も知らない鳥・・・ 姿を見せず 鳴き声で在処を教える。 ギャーっと鳴いて 私の前に現れ 羽をばたつかせるヒヨドリもいるのに。

    夜 ヌエ(鵺)が鳴く - ururundoの雑記帳
    eeyannka
    eeyannka 2025/05/18
     「夜鷹は実にみにくい鳥です。顔はところどころ味噌をつけたように斑で、嘴は平たくて耳まで裂けています」宮沢賢治の童話に出てくる鳥です。実際に写真を見ても気の毒な程、醜いのですが神様は夜鷹を星にします。
  • 夏霞 - eeyannkaの日記

    〇夏霞山を隠して子を攫ふ (なつかすみやまをかくしてこをさらう) 〇夏霞行方不明の子が帰る     河童三子 〇混沌の中泳ぐかに夏霞      々 〇すぐそこの島を隠して夏霞    々 ブル便り 〈此の一句〉 〇山々に懸かれば青き夏霞     木暮陶句郎(1961━)

    夏霞 - eeyannkaの日記
    eeyannka
    eeyannka 2025/05/18
    昨日の雨のつづきのように太陽は見えず、辺りは靄に包まれていた。何とも蒸し暑い一日であった。夏霞と言うなだろうか、これはこれで怪しげな妄想に取りつかれる。この数日句作に苦労しているのだ。カスミが掛かる?
  • 草笛 - eeyannkaの日記

    〇草笛や田苗の風に乗ってくる (くさぶえやたなえのかぜにのってくる) 〇草笛やただヴィーヴィーと鳴くばかり   河童三子 〇草笛や鷺首上げて聞きにけり       々 〇草笛を作る授業や三年生         々 ブル便り 〈此の一句〉 〇からたちに来て草笛の曲変る     中戸川朝人(1927━)

    草笛 - eeyannkaの日記
    eeyannka
    eeyannka 2025/05/17
     四月に田植えの済んでいる西の田圃に毎朝鷺がやって来る。初めの頃は一羽だったのが、この頃では大抵二羽で餌を探している。長い脚を折りながら思索するように頭を下げてゆっくりと歩む姿はいい眺めであると思う。
  • 棕櫚の花 - eeyannkaの日記

    〇しゅるしゅると伸びて高きに棕櫚の花 (しゅるしゅるとのびてたかきにしゅろのはな) 〇一房で満腹しそう棕櫚の花       河童三子 〇バナナでもヤシの実でなく棕櫚の花   々 〇棕櫚の蕾レシピを作る気にさせる    々 ブル便り 〈此の一句〉 〇棕櫚の花海に夕べの疲れあり     福永耕二(1938━1980)

    棕櫚の花 - eeyannkaの日記
    eeyannka
    eeyannka 2025/05/15
    棕櫚の樹からは南国のイメージを抱くがうちの周辺にも点在しているから、ここもやっぱり南国に位置するのだろうか。棕櫚の樹からは田中一村の絵が想い浮かぶ。氏は晩年奄美大島でアンリ・ルソーのような絵を描いた。
  • 穀象虫 - eeyannkaの日記

    〇備蓄米放出されて穀象虫 (びちくまいほうしゅつされてこくぞうむし) 〇穀象虫絶滅危惧の憂ひかな    河童三子 〇田の苗に穀象虫と名を予約    々 〇穀象の消えて戦時下戻けり    々 ブル便り 〈此の一句〉 〇穀象の住むほどもなき米買うて     樋笠文(不詳)

    穀象虫 - eeyannkaの日記
    eeyannka
    eeyannka 2025/05/14
    「お米を買いに行ったら棚に商品がなかった」と先日何気なく私が言ったら、わざわざ見つけて買って来てくれたのは先日の事。今度はその人がお米を買うために行ってみると売り切れになっていたと、言うのだ。う~ん。
  • 若葉 - eeyannkaの日記

    〇マグカップのホットミルクと窓若葉 (マグカップのホットミルクとまどわかば) 〇柿若葉あまねく光転がりぬ    河童三子 〇壁登り屋上覗く蔦若葉      々 〇大欅三階窓の若葉かな      々 ブル便り 〈此の一句〉 〇若葉して光は光影は影     今橋眞理子(1952━)

    若葉 - eeyannkaの日記
    eeyannka
    eeyannka 2025/05/14
     若葉が目に映える季節だ。この頃は遠くより近くの山が生き生きとして見える。したがって「私の山」も元気いっぱいの様子に見えて嬉しい。最近にも感じた事だが、「豊受山」の頂上がこの頃くっきりと姿を現すのだ。
  • 13日の出来事 - ururundoの雑記帳

    13日 雲一つない 青空。 その空の下の 山々の木々は濃い緑に変わりつつ 風のない午後に 銀杏や紅葉の大木の葉は 時が止まったようにじっとしている。 久しぶりの穏やかな日に 大きく息を吸った。 藤の花が満開だ。 山や川縁 林の中に 薄い紫の藤が 木の枝に蔓を絡ませ花を咲かせている。 こんなに沢山の藤の木があるなんて。 咲いて初めて知る山の花達。 うちから車で15分ほど奥へ。 山の小学校分校がある。 生徒は二人 先生はその数倍。 その分校の講堂で びわ湖ホール声楽アンサンブルの 学校巡回公演があった。 びわ湖ホールの専属音楽家集団16人と 指揮者とピアニスト。 小さな講堂に響く 「となりのトトロ」「ドレミのうた」 「魔笛」など 13曲。 どんなにいいCDやレコードも 生の迫力には敵わない。 50人ほどの観客には 実に楽しい1時間だった。

    13日の出来事 - ururundoの雑記帳
    eeyannka
    eeyannka 2025/05/14
     さしずめ「山の音楽会」ですね、大江健三郎が愛媛の谷間の村の大瀬小学校で「山の音楽会」を催されていたのを思いだしました。車で3時間ほどかけて参加しました。みんなキラキラして村のメイン通りは車が一杯に。
  • ケヤキの前に - イラスト俳句を楽しもう!・・木の豆知識を添えて♪

    最近木について興味を持ち、一時図鑑を夢中になって眺めていたのですが、ちょっとここにきて滞っています。滞ったついでに論語の優しいなんか読んでたりしてます。 私事ですみませんが、私は結構物事に熱心になるタイプだと思います。 でも仕事にご縁がなかった。 仕事くらいしか自分の個性を発揮する方法はなかったろうにと思いますが、うまく回らなかったです。 ついていなかったなと思いますが、この年でも不完全燃焼感が半端ないです。 あきらめがつかない。 何か仕事らしいことがしたいです。 でもその前に、仕事の心構えというか、人としての心構えが全くできていなかったなと論語を読んで痛感してる次第です。 能力を培うことばかりに一生懸命で、社会では人と共に生きているという感覚が欠落してました。 びくびくしていて感覚的に人の中に入れなかった。 思えば、思いやりとか、礼儀とか、意識することも乏しかった。 そういうことができ

    ケヤキの前に - イラスト俳句を楽しもう!・・木の豆知識を添えて♪
    eeyannka
    eeyannka 2025/05/13
     「ピアノ閉じ雨の音聴く五月かな」先週は強い雨風に一日中閉じ込められていた日がありました。本来なら爽やかな五月の空気の中で奏でるピアノの音に耳を澄ませるところですが、「雨の音聞く」それも又人生ですね。
  • 母の日 - eeyannkaの日記

    〇無事にゐて母の日忘れられしかな (ぶじにいてははのひわすれられしかな) 〇母の日の音沙汰もなくきのう過ぐ    河童三子 〇母の日や行く径果てて道祖伸      々 〇母の日や女の道の一里塚        々 ブル便り 〈此の一句〉 〇母淋しがらせし遠き母の日も     山田弘子(1934━2010)

    母の日 - eeyannkaの日記
    eeyannka
    eeyannka 2025/05/12
    母の日に拘っていた訳ではない。娘にとっては婿の母と二人分の事を平等に考えなければならない立場で、義母は要介護の瀬戸際に立っている状態だから物品というより心のケアーを求められている。老年の僻み根性かな。
  • 生節 - eeyannkaの日記

    〇生り節蕗筍と煮物鉢 (なまりぶしふきたけのことにものばち) 〇しっとりと出汁沁むまで生節煮る   河童三子 〇母の煮し生節の味懐かしき       々 〇京にぶ蕗筍と生節煮         々 ブル便り 〈此の一句〉 〇ノスタルジーとは生節のある夕餉     安倍正浩(不詳)

    生節 - eeyannkaの日記
    eeyannka
    eeyannka 2025/05/11
    生節の出回る季節だ。けれど最近はあまり見ない食品になってしまった。旬の蕗や筍と煮る夕餉の定番だった食卓もノスタルジーを感じるまで年月が経ってしまったのか。まあ子供の頃あまり好きとは言い難い食材だった?
  • リラ - eeyannkaの日記

    〇胸の上に詩集眠らすリラの夜 (むねのえにししゅうねむらすリラのよる) 〇人を待つ翳りの中やリラの冷     河童三子 〇釣人のロワール河やリラの花     々 〇リラ咲くやセーヌの船にキスの影   々 ブル便り 〈此の一句〉 〇重ねあふ真昼の翳りリラ白し     今橋真理子(1955━)

    リラ - eeyannkaの日記
    eeyannka
    eeyannka 2025/05/11
     私の住む周辺にはリラに馴染がないが、この時期になるとフランスのリラの花が頭に浮かぶ。かの地では至る所にリラが咲いて風が仄かな香りを運んでいた、とセーヌ河のクルーズで私たちの前に居たカップルのキスも。
  • 晩春か? 初夏か? - ururundoの雑記帳

    今の季節を 晩春と言えばいいのか 初夏と言えばいいのか。 寒さと暑さが交互にやってくる。 こちら 山間部ではやっと野の花や 花壇の花が咲き始めた。 指で手折り 花器に挿し スマホで写真を撮った。 写真写りがいい花達。 「クレーの日記」パウル・クレー著 南原実 訳 半世紀以上前に買ったで 棚に置いていたら 函は角がボロボロになり 黄色の布の表紙も沁みが見えた。 経年劣化というやつだ。 メルカリに出すと 数時間で売れた。 私の大事なが 違う場所で読まれ続けていく。 嬉しい事だ。 『「酔いどれクライマー 永田東一郎物語」 80年代 ある東大生の輝き 藤原章生著』 図書館から受け取り読んでいる。 しばらくは 藤原章生のを読み続けようと思う。 www.yamakei.co.jp

    晩春か? 初夏か? - ururundoの雑記帳
    eeyannka
    eeyannka 2025/05/11
     長田弘の「詩集」中古本を買いました。手離す人の住所も名前もありました。きちんと包装されて本への想い入れが伝わって来る気がしました。詩の中の「テーブルの上の胡椒入れ」幸福はとんでもないものじゃない。よ
  • 青嵐 - eeyannkaの日記

    〇青嵐白い煙がバチカンに (あおあらししろいけむりがバチカンに) 〇棕櫚の葉を号泣させし青嵐    河童三子 〇奉書紙に筆をかまへて青嵐    々 〇青嵐棚田の水の舞い上がる    々 ブル便り 〈此の一句〉 〇青嵐死にゆく人の力かな     内田美紗(1938━)

    青嵐 - eeyannkaの日記
    eeyannka
    eeyannka 2025/05/10
     新ローマ教皇に「レオ14世」が投票された。アメリカ人の教皇は初めてと言うのは意外だった。歴史的にはレオ13世(1878ー1903年労働者の権利や公正な賃金を働きかけた)の名前を継承された。朝から暴風雨の一日。
  • 風薫る - eeyannkaの日記

    〇空の涯不老不朽の風薫る (そらのはてふろうふきゅうのかぜかおる) 〇風薫る桃源郷に珈琲の香や    河童三子 〇風薫る元町に麺麭焼きあがる   々 〇ロケット落下EEZ内は薫風     々 ブル便り 〈此の一句〉 〇薫風大文字を吹く神の杜     正岡子規(1867━1902)

    風薫る - eeyannkaの日記
    eeyannka
    eeyannka 2025/05/10
     中国では行ってみたい所が沢山あった。けれど私にとって「コロナ流行」と「乳がん手術」治療の5年間は人生に大きく方向転換を余技無くされた。何より青蔵鉄道に乗ってチベットへ行く計画が駄目になった事が残念。
  • 筍を貰った(4回目) - ururundoの雑記帳

    夜に強い雨が降り 朝 目が覚めて 外に出た。 強い北風の冷気が身に沁みた。 「小屋」の周りの木々や 見上げた山の緑は 益々明るい。 私は単純に「美しい」と思った。 今朝(7日)私が蜂蜜とマーマレードの こんがり焼けたトーストをべている時 ドアの向こうで 声がした。 慌ててドアを開けると 軽トラが止まり 隣の集落の今年90歳になる 無口で優しいHさんが立っていた。 そして さっき掘ったところだと言って 筍を4もらった。 朝陽と共に起き 竹林で筍掘り。 「ありがとうございます」 明日 早速何回めかの筍ご飯を炊こう。

    筍を貰った(4回目) - ururundoの雑記帳
    eeyannka
    eeyannka 2025/05/09
    こちら四国も朝の一時はストーブを点けます、ほんの一刻ですが朝の空気は冷たく身体を始動させるための助走のつもりです。隣りの集落からトラックで筍を持って来てくれた90歳のお爺さん、私は後何年運転できるかな。
  • 燕の巣 - eeyannkaの日記

    〇燕の巣六家族なる長屋門 (つばめのすろくかぞくなるながやもん) 〇巣燕や昼のラジヲの村便り     河童三子 〇能に目覚めて仔巣燕見る    々 〇燕の巣ここも少子化志向かな    々 ブル便り 〈此の一句〉 〇店じまひしたる米屋の燕の巣     塩谷康子(不詳)

    燕の巣 - eeyannkaの日記
    eeyannka
    eeyannka 2025/05/08
    恵子さんちの長屋門の軒を調べに行くと今年の巣は5個できていた。下から見ると巣は完成している風に見えたがどの巣も留守のようだった。しばらく観察に通う日が続く事だろう。家の周りにも3面が田圃になっている。
  • ゴールデンウィーク覚書 - 日日是好日 Diary

    前回、こちらに記事を書いたのが3月22日。 3月4月は出歩くことが多くて、おもての「風の小径」をアップするので精一杯だった。 で、このゴールデンウィークもぼちぼちと出掛けているけれど、ちゃんと写真を整理して書き出すまでにはまだまだ時間がかかると思うので、とりあえずここに覚書で記しておこうと思う。 4月26日(土) ゴールデンウィーク初日は午前中オットが病院行ったり、午後は美容室の予約を入れていたりしたので、ご近所散歩。 写真は曼殊院門跡、勅使門と青もみじ。 真っ赤なシャクナゲにクロアゲハがいた。 その後、桐の花が咲いているか見に行く。 花が落ちていたので、それもパチリ。結構、大きな花だった。 武田農園(薬用植物園)の横を通ると道から見える椿園には満開の椿の木があった。 左は清正、右は伊達絞。 どちらも武将っぽい名前がついてる。 武家好みの椿なのかしらんね? この日のおやつは柏 4月27日

    ゴールデンウィーク覚書 - 日日是好日 Diary
    eeyannka
    eeyannka 2025/05/08
    物凄く充実した連休をお過ごしだったのですね。子供の頃六地蔵に住んでいた事があって醍醐、黄檗山、三室戸などを身近な遊興地として来た事を懐かしく思い出しました。当時市内へ行くには京阪の宇治線しかなかった。
  • 羊の毛刈る - eeyannkaの日記

    〇羊の毛刈られ肥満の体ろてい (ひつじのけかられひまんのたいろてい) 〇羊の毛刈るバリカンのリズミック   河童三子 〇外套を脱ぐやうに羊毛刈らるる    々 〇手際よく刈られ羊の夢心地      々 ブル便り 〈此の一句〉 〇とら刈の羊ほほえみきたるかな     山田六甲(不詳)

    羊の毛刈る - eeyannkaの日記
    eeyannka
    eeyannka 2025/05/06
    この時期、動物たちは皆涼しい夏の毛に生え変わるのが自然現象なのであるが、羊毛を欲しい人間は羊に自然に毛替わりをしない様に品種改良をしたのである。放っておくと伸び放題のままになり暑くて夏を越せないのだ。