〇白鳥も亀も踊るや踊子草 (はくちょうもかめもおどるやおどりこそう) 〇野に咲いて踊子草の高舞台 河童三子 〇陽盛は踊り疲れし踊子草 々 〇踊子草獅子舞龍舞見せにけり 々 From Buru to grandson 〈此の一句〉 〇きりもなくふえて踊子草となる 後藤比奈夫(1919━2020)
〇山寺の風に涼しき白牡丹 (やまでらのかぜにすずしきはくぼたん) 〇緑青を乗せて描かるる白牡丹 河童三子 〇腥(なまぐさ)き風に堕ちけり白牡丹 々 〇緋牡丹や花札にある猪鹿蝶 々 From Buru to gra 〈此の一句〉 〇鬱の牡丹躁の牡丹と園めぐる 原裕(1930━1999)
シデリティス・スカーディカ(マウンティン ティー) 私の思い描くギリシャは パルテノン神殿かエーゲ海 クレタ島の白い家 テオ・アンゲロプロスの映画の 霧に煙ったような風景 そんなものだ。 原種のシクラメンの花を見にギリシャに行った人がいる。 旅のお土産に貰ったハーブティーのマウンテンティー。 輝く光りの下のギリシャの高原に 涼やかな風に吹かれて群れて咲く 黄色の花と灰緑色の葉のシデリティス・スカーディカ。 ギリシャの高原で栽培され 手で摘み 自然乾燥したシデリティス・スカーディカ。 よく乾燥した花と茎をポキポキと折り 白い琺瑯のミルクパンで 軽く煮出して飲んだ。 爽やかな柑橘類のような香りが実に良い。 ゆっくりとした時に 大事に飲もう。
〇山登り尾根の木道カツカツと (やまのぼりおねのもくどうカツカツと) 〇登山靴結び直して縦走す 河童三子 〇山登り下山の人に道ゆずる 々 〇五合目の登山口より入山す 々 〇ロープウエー降りて五合目登山口 々 〇山降りて来しパーティーのハイタッチ 々 From Buru to grandson 〈此の一句〉 〇天上に近き淋しさケルン積む 仙田洋子(1962━)
〇県境を縫ふトンネルと新樹光 (けんきょうをぬうトンネルとしんじゅこう) 〇硝子絵のピエタの像や新樹光 河童三子 〇神々の光背のごと新樹光 々 〇新樹光浮かび上れぬ裏の闇 々 〇新樹光耳病む吾に目も呉よとか 々 From Buru to grandson 〈此の一句〉 〇暁方を鹿の群れゐる新樹かな 石田郷子(1958━)
うちの集落から 車で30分下る。 琵琶湖畔とうちの「小屋」とちょうど半分の所。 薪ストーブを使うのを止めたから 薪を下さるとの事で 夫と軽バンを駆って行って来た。 杉 雑木と 車で4回は通わなければならない量だ。 今日の分を積み終えて 家の後ろに回ると驚いた。 遠くまで見渡せる空間に 比良山系の山 青い空に白い雲が流れ 崖の下には森林組合がある。 後ろには嘗て山城のあった低山がそびえる。 うちの集落から200m下ると 畑にはもう何種類かの野菜が育つ。 なんと言う気持ちのいい風景だ。 買い物に琵琶湖畔まで行く道のすぐ上に こんな場所が隠れていたなんて。 先日の梨の木の後にも 何種類かの木を運んで来た。 紅葉 柿 栃 桜 楢。 夫は チェーンソーでこれらの木を切るのに かかりっきりだ。 冬のために 薪は一年中準備しなくては。 北風の吹く日、吹雪の日 よく乾いた薪を贅沢に使う為に。
〇娘が母と呼ばれて久し母の日や (こがははとよばれてひさしははのひや) 〇家空け難し母の日となりにけり 河童三子 〇母の日や三代の御世母として 々 〇母の日や婆と呼ばせぬ孫のゐて 々 From Buru to grandson 〈此の一句〉 〇母の日の夕焼け家を充たしけり 岡本眸(1928━2018)
〇葱坊主スキマ時間を育てをり (ねぎぼうずすきまじかんをそだてをり) 〇葱坊主照る日曇る日また照る日 河童三子 〇葱坊主手持ち無沙汰な午後の雨 々 〇放課後の自転車置き場葱坊主 々 From Buru to grandson 〈此の一句〉 〇仮の世の庵の畑の葱坊主 小澤克己(1949━2010)
アジュガの花 数年前に知人から貰った数株のアジュガ。 宿根草で蔓のように地を這い 踏まれてもへこたれない。 今はそれが大きく広がった。 ドアを開けると 深い紫のアジュガの花達が咲いている。 貰った苺の苗を植えたのをきっかけに 色々な苗や種を植えた。 ひと月ほど前 突然芽生えたスモモの苗。 それは 去年の初夏に土に捨てたスモモの種だった。 ポットに植替えると50本ほどもあった。 今は細い茎が強い風に吹かれてもへこたれない。 この苗が育ちスモモの実がなり ジャムにできるのはいつの事か。 シチリア土産に貰った イナゴ豆の14個の種もポットに植えた。 果たして いつ芽吹くだろうか。 去年買ったラッディッシュの種。 パラパラと撒いて土を被せた。 去年 夫がポットに埋めた 沢山の楢のどんぐりたち。 それらが なんと芽吹いた!。 20年間 土が悪いのか日当たりが悪いのか 成長が止まり 絶命寸前の薔薇の木
〇田の端に幡あげ村の子供の日 (たのはたにはたあげむらのこどものひ) 〇子供の日紙の兜で戦へ行く 河童三子 〇鯉幟立てて島出る一家かな 々 〇子供の日村に親なし子もをらず 々 From Bru tograndson 〈此の一句〉 〇子供の日背を向けてゐる大ゴリラ 藤本朋子(不詳)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く