居住地や学歴などを問わず、学びたい人が自由に訪問できる「自主夜間学校」の開校準備が、京都市内で進んでいる。公立夜間中学校の制度から漏れ、通学がかなわない人を受け入れる「学びのセーフティーネット」として、元教員ら有志が来年4月の開校を目指している。 夜間中学は、戦争や家庭の事情で義務教育を十分に受けられなかった人に加え、近年は不登校を経験した人や外国籍の子どもらが通うなど多様な学びの受け皿になっている。国は2017年施行の教育機会確保法で、都道府県と政令市に1校以上の夜間中学設置を促しており、現在は京都市立洛友中(下京区)を含め、15都道府県に40校ある。 一方、いずれも公立校のため、居住地や最低通学日数の規定があるほか、高卒の人は原則、入学できないなどの条件が設けられている。通いたくても通えない人もいることから、誰もが自由に学び直せる場をつくろうと、洛友中の元教員で「京都部落問題研究資料セ
「学校をやめなさい」と言ってくれた先生 日本の教育を外から見直してみたいと、公立高等学校の教員を辞めてオランダに移住したという三島菜央さん。そんな三島さんは高校の教員になるまで、どんな道を歩んできたのだろうか。 「小3からずっと吹奏楽をやっていて、高校では吹奏楽が強く、マーチングバンドとして、全国大会に出るような音楽漬けの生活を送る強豪校に進んだのですが、高2でやめることになりました。自分には音楽で食べていける才能がないと悟ったからです。そこから、じゃあ自分が今やっていることは、いったい何のためになるんだろうと考えてしまい、うつ状態になってしまった。学校にも行けず、本当にしんどかった時代です。しかしあるとき、現代文の先生が『このままだとあんた死ぬで。やめ、学校』と言ってくれた。あなたは強い意志がある子だから大検(大学入学資格検定、現・高等学校卒業程度認定試験)という道もある。その資格を取り
わたしはアルバイト時代、「とりあえずやってみて」「まずは自分で考えて」と言われるのが大嫌いだった。 とりあえずやっても、わからないことがたくさん出てきて途方に暮れるし、自分で考えたところで、それでいいかだれかにお墨付きをもらわないと行動に移しづらい。 どうすればいいのか知ってるんだから、教えてくれればいいじゃん。 とりあえずやってもどうせ失敗してやり直しだし、自分で考えてやっても上の人にいろいろなおされて結局相手の希望通りにさせられるなら、最初から教えてよ。 そう思う。 でもこの思考回路は、「最近の若者はすぐ答えを知りたがる」と、上の世代の人たちからはすこぶる評判が悪い。 「自分でやろうとせず他人に甘え、楽をしようとしている」と受け取られるからだ。 でも、「とりあえずやってみて」が若者に響かないのには、相応の理由があるんだよなぁ。 「無駄なく最短ルートで成長したい」若者たち 「世代論」につ
先日、鳥取大学の人たちに講演した時の参加者から、質問が来た。「点数に結びつかない遊びとかの「余計なこと、無駄なこと」に理解を示さず、ただひたすら勉強してほしい、という期待を親は持ちがち。「余計なこと、無駄なこと」の大切さをどう伝えたらよいですか?」というもの。ちょっと考えてみる。 ロボットアームにいろんな形の荷物を持ち上げさせる、という課題を人工知能に与える実験。これで大切なのは、たくさんの「失敗」をすることなのだという。「成功」だけを学習させると、ちょっと角度が違ったり荷物の形が違っただけで全く対応できなくなってしまうから。ところが。 膨大な失敗を重ねさせ、学ばせると、数多くの「失敗」が、数少ない「成功」の輪郭を浮き彫りにしてくれる。失敗があるからこそ、成功の輪郭がつかめて、やがてどんな形の荷物でも、どんな角度であっても、正確に荷物をつかんで持ち上げることが可能になるという。 赤ちゃん用
奇妙な営み、ゲームから考える 「知のサバイバルキット」としてのリベラルアーツ 【学術史、ゲーム学】山本 貴光 教授 「全部を相手にする」哲学は あらゆる学問のベース 私が東工大で担当するのは「哲学」です。それと、新入生全員が受講する「東工大立志プロジェクト」も、着任と同時にかかわるようになりました。「立志プロジェクト」では、学生同士の双方向のやりとりが生まれるように心がけています。毎回のディスカッションでは、テーマについて考えたり思い浮かんだりしたことを、失敗上等で自由にどんどん発言してね、と学生たちには伝えています。とはいっても、「自由に発言」って案外むずかしくて、実際にはトレーニングを要するのですよね。そんなことを考えながら、学生たちが積極的に発言できる場をつくろうと試行錯誤しています。 おもに2年生が受講する「哲学B」では、哲学の歴史を辿りつつ、古くから人間が問い続けながら、解決され
(05/04)テスト (04/04)テスト (03/04)テスト (02/26)2/26 (02/04)テスト (01/05)yesterday’s lunch (01/04)テスト (01/01)today’s osechi & zouni (12/25)today’s lunch (12/18)today’s lunch (12/11)today’s lunch (12/11)today’s lunch (12/07)あなたに文学が何だか決める権利はない――福嶋亮大「文壇の末期的状況を批判する」批判 - wezzy|ウェジー (12/07)あなたに文学が何だか決める権利はない――福嶋亮大「文壇の末期的状況を批判する」批判 - wezzy|ウェジー (12/04)テスト (12/04)テスト (08/16)事務連絡 : egamiday3 終了のお知らせ (07/10)2023年5月・6
大学院に入ったばかりの頃、配属された研究室で研修を受けた。 僕は先輩について回って、実験機器を使ってみたり、実験ノートのとり方を教えてもらったりした。 ある日、先輩が先生たちとミーティングをするというので見学させてもらった。 そのときのことは今でもよく覚えている。 最初に、先輩が実験でとれたデータについて説明した。 先輩の堂々とした説明を聞いて、僕はとても感銘を受けた。 ふんふんとうなずきながら、はたして自分はこんなふうに説明できるだろうか(いや、できない)と思っていた。 でも先輩の説明が終わったとき、 「なんか変だね」 と助教さんが言った。そして、 「普通はこうなるはずなんだけど」 と、他のデータとの違いを指摘した。 先輩と僕は他のデータを知らなかったから、そこが変だと気がつかなかった。 なぜこのデータは変なんだろうねと、皆でうんうん考えていると、 「3次元でグラフを描いてみて」 と先生
ウスビ・サコ京都精華大学長(写真=大学提供)この記事の写真をすべて見る 世界的に感染が広がる新型コロナウイルス。アフリカのマリ共和国出身で京都精華大学学長を務めるウスビ・サコ氏に、新型コロナウイルスがもたらしたさまざまな問題点を語ってもらった。今回の事態から私たちは何を学んだらいいのか。日本の社会や教育のあり方について提言する。 ―――新型コロナウイルス感染拡大をどのように受け止めていますか。 感染が広がり始めたころ、私は医療崩壊が起きているアメリカやヨーロッパ、そしてアフリカをまわっていました。アフリカの空港では体温チェックがあり、ジェルで手を消毒させられ、アンケートでは渡航歴をたずねられました。当時の欧米は「自分たちの国の医療環境は充実しており新型コロナはアジアの問題で関係ない」と思っているようでしたが、それから2カ月も経たないうちに世界中に広まります。 すぐにいろいろなことが見えてき
MAGCOMI公式 MAGGarden Info トップページ オンラインストア 持ち込み募集 ヘルプ お問い合わせ プライバシーポリシー 利用規約 特定商取引に関する表記 Copyright © 2020 MAG Garden corp. All rights Reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。 ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。 ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら https://aebs.or.jp/
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く