豪雨被害で不通になった区間の復旧状況 JR九州は16日、九州北部豪雨で一部区間が不通になった久大線(久留米―大分)が25日に全線復旧すると発表した。不通だったうきは―夜明間の復旧にめどがつき、普通列車の運転を再開する。日田―別府間を臨時運行していた特急「ゆふいんの森」「ゆふ」は、28日から博多―別府の通常運転にもどる。 豊肥線(熊本―大分)も、豊後竹田―緒方間が20日、立野―宮地間が9月3日に復旧する。ただ、両区間をつなぐ宮地―豊後竹田間は、坂の上トンネル(熊本県阿蘇市)などの被害がひどく、全線復旧には少なくとも1年程度かかるという。復旧費用は全体で数十億円規模になる見通し。 不通が続く区間では、国道57号の滝室坂(熊本県阿蘇市)が復旧する今月20日ごろから、バスなどによる代行輸送を始める。 関連リンク九州中心の豪雨被害を激甚災害に指定(7/31)九州新幹線40本運休 3連休初日、交