100歳で亡くなられた三笠宮さまの葬儀は、孫の彬子(あきこ)さま(34)が喪主代理を務め、喪主の三笠宮妃百合子さま(93)を支えられている。彬子さまは女性皇族として初めて博士号を取得し、学者として日本美術史の研究を続ける。これまでの毎日新聞の取材に「学者である祖父の存在があったからこそ今の私がある。このことを忘れたことはありません」と三笠宮さまへの尊敬の思いを語っていた。 彬子さまは、三笠宮さまの長男で「ヒゲの殿下」として知られた故・寛仁さまの長女。学習院初等科時代から、疑問が浮かぶと同じ赤坂御用地(東京都港区)内に暮らす三笠宮さまの自宅を訪れたことがあったという。